琵琶湖博物館展示再開
2024-06-27 13:32:36

琵琶湖博物館「よみがえれ!日本の淡水魚」コーナーなど展示再開!生息地環境を再現した新展示が魅力

琵琶湖博物館「よみがえれ!日本の淡水魚」コーナーなど展示再開!



琵琶湖博物館の水族展示室「よみがえれ!日本の淡水魚」コーナーなどが、6月25日(火)より展示を再開しました。

2023年4月に発生したオオナマズ水槽の破損事故を受け、安全性の確認と修理のため、一部展示が休止されていましたが、このたび、水槽のアクリル交換が完了し、新たな展示レイアウトで再開となりました。

今回の再開では、「よみがえれ!日本の淡水魚」コーナーの6水槽に加え、4月23日に再開されたトンネル水槽も合わせて、計10水槽が展示を再開しました。

# 生息地環境を再現した新展示



今回の展示では、従来よりも生息地環境をリアルに再現することに重点が置かれました。日本の淡水魚が生息する環境をより忠実に再現することで、来館者は、まるで水中の世界に足を踏み入れたような感覚を味わえます。

展示では、絶滅の危機に瀕する日本の淡水魚たちが、それぞれの生息地環境の中でどのように暮らしているのかを知ることができます。また、各地で問題になっている外来種問題の現状についても、分かりやすく解説されています。

# 展示再開への道のり



オオナマズ水槽の破損事故を受け、琵琶湖博物館は全水槽の点検を実施。その結果、トンネル水槽のドーム型小窓や「よみがえれ!日本の淡水魚」コーナーなど、複数のアクリルにクラックが見つかり、安全性を確保するため展示を休止していました。

その後、クラウドファンディングを実施した結果、当初目標金額500万円を大きく上回る1159万円の寄付が集まりました。このご支援により、令和5年度末にアクリル交換が実現しました。

4月23日には、トンネル水槽と「よみがえれ!日本の淡水魚」コーナーの2水槽、ビワヨシノボリ水槽の4水槽で先行して展示が再開されました。そして今回の再開により、オオナマズ水槽、コアユ水槽、ふれあい水槽を除いた全ての水槽で展示が再開されました。

# 展示情報



会期: 令和6年(2024年)6月25日(火)~
休館日: 月曜日(祝日は開館)
開催時間: 9:30~17:00(最終入館16:00)
開催場所: 琵琶湖博物館 水族展示室 よみがえれ!日本の淡水魚コーナー等
* 入場料: 常設展示観覧料が必要

※展示生物や水槽の状態によって、展示を休止・変更する場合があります。

琵琶湖博物館では、これからも、来館者に水環境や生物多様性について理解を深めてもらうため、様々な展示やイベントを開催していく予定です。


画像1

トピックス(地域)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。