PetVoiceが台湾市場に進出
株式会社PetVoice(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:深田篤)は、犬猫向けの首輪型ウェアラブルデバイス「PetVoice」を用いたヘルスケアサービスの展開を台湾で開始することになりました。この取り組みは、台湾の専心動物病院および長青動物病院との提携を通じて実現され、ペットの健康管理を新たな次元へと引き上げる狙いがあります。
提携の背景
日本国内で「PetVoice」は、心疾患を持つ犬猫を対象にしたサービスが展開されています。このデバイスは、直腸温、心拍数、呼吸数といったバイタルサインを非侵襲で継続的に測定・記録できるため、特に高リスクのペットにとって大変有用とされています。
さらに、台湾でも高齢ペットや慢性的な健康問題を抱える動物が増加しており、獣医療業界では在宅での健康モニタリングのニーズが高まっています。このような背景から、台湾の動物病院と協力し、臨床現場でのサービス展開を計画する運びとなりました。
共同研究とサービス展開の詳細
提携により、専心動物病院では心臓病患者を対象に「PetVoice」を導入し、同院の専門医チームと協力して複数の研究プロジェクトを推進します。また、長青動物病院では入院患者の管理にこのデバイスを活用する新たな取り組みがスタートし、飼い主へのサポートを強化していく予定です。
未来への展望
PetVoiceは、台湾における動物病院ネットワークとの提携をきっかけに、アジア全域でのサービス提供を拡大していく方針です。現地ユーザーの声を元にサービスの魅力を向上させ、ペットの健康寿命を延ばすこと、ならびに飼い主の安心に貢献することを目指しています。
関係者のコメント
専心動物病院 洪院長
洪榮偉獣医師は、30年前に台湾初の小動物心臓専門動物病院を設立した経歴を持ち、更に「アジア心臓専門医」としても高く評価されています。洪院長は、「専心動物病院は2026年に開院30周年を迎えます。その際、医療、臨床研究、国際連携を強化する計画の一環として、今回のPetVoiceとの連携はその第一歩となります」と語ります。
株式会社PetVoice 深田CEO
「台湾の動物病院との提携は、当社にとって初の海外進出です。台湾の高い獣医療レベルを誇る病院と連携できることを嬉しく思います。この機会を足がかりに、アジア全域へとシェアを広げ、ペットの健康管理の新しいスタンダードを創造します」と深田CEOも意気込みを見せています。
会社情報
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