KIYOラーニング、1億8,500万円の資金調達を実施
ビジネスパーソン向けの教育コンテンツを提供するKIYOラーニング株式会社が、総額1億8,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。この金額にはフューチャーベンチャーキャピタル運営のファンドや金融機関からの融資が含まれており、同社はまさに新たな段階に進むことになります。
資金調達の背景
これまでKIYOラーニングは、2008年から「通勤講座」というオンラインでの資格取得講座を展開してきました。この講座は、独自の制作ノウハウにより、低価格で質の高い教育を提供し、すでに累計15,000名以上の有料会員を抱えています。また、対応資格は中小企業診断士や司法書士など15種にのぼります。
引受先のファンドと金融機関
今回の増資には、以下の機関が引受先として参加しています:
- - ウィルグループファンド投資事業有限責任組合
- - かんしん未来投資事業有限責任組合
- - フリービットインベストメント株式会社
- - 株式会社マイナビ
- - 三菱UFJキャピタル6号投資事業有限責任組合
- - みらい創造一号投資事業有限責任組合
- - 第一勧業信用組合
これにより、資金調達の目的である「通勤講座」のコンテンツ拡充やIT開発、さらに新たな社員教育サービス「AirCourse」の展開が期待されています。
新たな市場への挑戦
今回の資金調達によって、KIYOラーニングは新たに法人向け教育市場にも参入します。BtoC市場で得た知見と技術を活かし、企業向けの教育サービスを強化していく方針です。特に、フル活用した「通勤講座」のノウハウを基にした新サービスが注目されています。
eラーニング市場の成長
近年、国内のeラーニング市場は急成長を遂げており、2016年度は前年度比106.7%の1,767億円に達しました。特に、社員教育市場のニーズが高まる中、KIYOラーニングの参入は歓迎されています。同社は、働き方改革の流れを受けて、社員教育の革新を目指す企業にとって選ばれる存在となることが期待されています。
まとめ
KIYOラーニングは、「学び」を革新し続ける企業であることを確立しており、今後も多くのビジネスパーソンの生産性向上を支援する新サービスの提供を目指しています。今後の同社の動向に注目です。社名:KIYOラーニング株式会社
所在地:東京都港区
ウェブサイト:
KIYOラーニング