近畿労働金庫による不登校の子どもたち支援
近畿労働金庫が、地域社会に貢献すべく「推しのNPOプロジェクト」を展開し、不登校の子どもたちに「社会経験の機会」を提供しています。このプロジェクトでは、梅田支店推進委員会がフリースクールを運営する「NPO法人 ここ」と連携し、子どもたちを職場に招待して、働く大人との交流を促進しました。これにより、社会経験が限られる不登校の子どもたちに、新たな学びの場を提供しています。
社会見学の実施
この取り組みの中で、梅田支店推進委員会は数つの会員からの協力を得て、実際の職場見学を実現しました。参加したのは、YKベーキングカンパニー労働組合とNTT労働組合ドコモグループ本部です。
YKベーキングカンパニーでの体験
YKベーキングカンパニーの東淀工場での社会見学では、子どもたちがパン工場を訪れ、製造プロセスを見学しました。社員の方々からは、ひとつひとつの工程を丁寧に解説してもらい、子どもたちの理解を深める機会を提供しました。また、パン製造体験も行い、実際にクリームパンを作る楽しさを味わいました。子どもたちが焼き立てのパンを試食する際には、歓声が上がり、社員の方々も笑顔で交流していました。
NTTドコモでの学び
次に訪れたのはNTTドコモの西日本ネットワークオペレーションセンターです。ここでは、子どもたちが普段使っているネットワークシステムの仕組みを学び、興味を持って質問する姿が見られました。展示コーナーでは歴代の携帯電話が並び、子どもたちはその多様性に驚かされ、楽しむ様子が伺えました。また、災害対策シミュレーションゲームを体験することで、実践的な知識を習得する機会となりました。
体験の意義
このような社会見学を通じて、不登校の子どもたちは「働くこと」の意味や楽しさを肌で感じることができました。職業に対する理解が深まり、将来に夢を持つきっかけとなることが期待されています。参加した子どもたちからは「楽しかった」「もっと色々な職場を見たい」との声が聞かれ、各体験が彼らの心に残る大切な一日となりました。
これからの展望
近畿労働金庫は、福祉金融機関として地域の社会課題に一貫して取り組む姿勢を示しています。「推しのNPOプロジェクト」は2025年度に新たにスタートし、子どもや子育てを支援するNPOとの連携をさらに深めることで、地域の子どもたちにより良い環境を提供していくことを目指します。これにより、地域全体が子どもたちの成長を支える備えを整え、未来に繋がる社会を築いていくことでしょう。