ウィルクハーンの新作カンファレンスチェアDecide
ドイツの高級オフィス家具メーカーであるウィルクハーンは、これまで「グラフ」「イントラ」「ソラ」といった高額なカンファレンスチェアを展開してきましたが、新たに税抜258,000円からスタートする新作「Decide」を日本市場で販売開始しました。このDecideは、ウィルクハーンとして初めてアッパーミドルという価格帯に属するカンファレンスチェアであり、コストパフォーマンスにも優れた製品となっています。
新しいデザインアプローチ
Decideは、ウィルクハーンのインハウス・デザインチームによってデザインされており、既存のカンファレンスチェアとは一線を画したアプローチを取っています。外部デザイナーとのコラボレーションで作られた他の製品に対して、Decideはウィルクハーンの専門知識を生かした製品であり、常に市場動向を追いつつユーザーのニーズに応えるデザインと機能性を持っています。
美しさと機能性の融合
この新作カンファレンスチェアは、スリムでクリーンなデザインを保ちながらも、優しいアウトラインと自然界からインスピレーションを受けた「インテグレート・デザイン」の理念が色濃く反映されています。ネジやタッカーを目に見える位置に配置しないといった細かな配慮も、ウィルクハーンらしいこだわりが感じられます。
高度な機能とカスタマイズ性
Decideは、座面下に3Dサスペンションメカニズムを採用し、異なるリクライニングのかたさを調整できるほか、4つのポジションでチルトロックが可能といった多機能性を備えています。さらに、アルミ製のアームリングとベース部分は、マットブラック、マットホワイト、艶消し、ポリッシュなど、ユーザーの好みに応じた表面仕上げを選択できます。多様なカスタマイズが可能なため、理想の1脚を手に入れることができます。
環境への配慮
ウィルクハーンは、持続可能な製品を提供することにも力を入れています。DecideのシートシェルにはFSC認証材を使用し、大量生産が求められるプラスチックではなく、ロスが出にくい木材を用いています。また、クッション材にはフロンを含まないウレタンフォームを採用し、環境負荷を軽減しています。さらには、アームリングとベースにはリサイクル性の高いアルミ材を採用し、物理的加工も環境にやさしい手法が取り入れられています。
ウィルクハーンの歴史と理念
ウィルクハーンは、1907年に北ドイツの小さな町で創業され、115年以上の歴史を持つ信頼のブランドです。1960年代には木製家具からオフィス家具へのシフトを果たし、早くから人間工学に基づいた製品を展開。バウハウスに影響を受けたシンプルでタイムレスなデザインが、今でも多くのファンを魅了し続けています。
まとめ
新しいカンファレンスチェアDecideは、美しさと機能性を兼ね備えながら、手に入れやすい価格帯で提供される製品です。ウィルクハーンの長い歴史と技術力を感じさせるこの新作は、オフィス環境においてユーザーのニーズにしっかりと応えています。ウィルクハーンの公式ウェブサイトやSNSでも詳細をチェックすることができます。