立地適正化計画の実効性向上に向けた検討会が開催 - 国土交通省が議論深める
国土交通省は、立地適正化計画の実効性の向上に向けたあり方検討会を令和5年12月15日に設置しました。この検討会は、都市計画における立地適正化計画の効果的な運用方法について、専門家や関係者から意見を収集し、実効性を高めるための提言を行うことを目的としています。
7月19日(金)には、第6回検討会が開催され、これまでの議論の積み重ねを踏まえ、全体とりまとめ案についての意見交換が行われます。
検討会では、これまで、都市のコンパクトな開発や、公共交通機関の利用促進、多様な土地利用の促進など、多岐にわたるテーマについて議論を重ねてきました。今回の第6回検討会では、これまでの議論を総合的に検討し、最終的な提言に向けて議論が深められることが期待されます。
都市計画の課題解決に向けて
立地適正化計画は、都市の健全な発展と、環境負荷の低減、災害への備えなどを目的として、市町村が策定する計画です。しかし、近年では、人口減少や高齢化、気候変動など、都市を取り巻く環境が大きく変化しており、従来型の都市計画では対応が難しい課題も出てきています。
検討会では、こうした課題を踏まえ、立地適正化計画がより効果的に機能するための方策について、具体的な議論が行われる予定です。
会議の詳細
- - 日時:令和6年7月19日(金)14:00~16:00
- - 場所:国土交通省6階都市局局議室(618会議室)(東京都千代田区霞が関2-1-3中央合同庁舎3号館)
- - 議事:これまでの議論の振り返り、全体とりまとめ(案)について
今後の展開
検討会では、今後、議論をさらに深め、具体的な提言をまとめる予定です。提言の内容は、今後の都市計画の策定や見直しに大きく影響を与える可能性があり、注目されます。
問い合わせ先
国土交通省都市局都市計画課 松浦、菅野
TEL:(03)5253-8111
(内線32633) 直通 (03)5253-8409