特別インタビュー始動!『MOTHER2』の北米版を語る
1980年代から1990年代にかけて、多くのゲームファンに愛された『MOTHER2 ギーグの逆襲』(1994年)。その北米版『EarthBound』のリリースから30年を迎えるにあたり、ゲームのローカライズを担当したマーカス・リンドブロム氏と、原作者である糸井重里氏の初対面となる特別インタビューが本日、3月31日よりスタートしました。
このインタビューは、ほぼ日MOTHERプロジェクトのページにて日本語と英語の両方で展開されます。ローカライズという過程で、意外な発見や互いの思いを語る貴重な機会です。
これまでの道のり
『MOTHER2』は、日本国内での成功を背景に、1995年にNorth Americaで『EarthBound』としてリリースされました。もちろん、ただの翻訳作業ではなく、文化的なニュアンスを理解し、それに合わせた調整が必要でした。マーカス氏がどのようにこのプロセスを進めたのか、気になるところです。
連載内容について
このインタビューでは、以下のようなテーマが扱われる予定です:
第1回「1995年のあの日」
初回では、マーカス氏と糸井氏が1995年、どのようにお互いに関わり合い、どんな思い出や苦労があったのかを振り返ります。
第2回「アルプスのしょうじょ◯◯ジ」
日本版のセリフを英語版ではビートルズの「Yesterday」を活用して翻訳しているエピソードや、その背景について深堀りします。
第3回「90年代を感じさせないように」
マーカス氏が意識したことの一つが、当時の流行語を避けることで、長く愛されるゲームを作るためだったという話も必見です。
第4回「ギーグとポーキーとタコけしマシン」
ゲームのキャラクター名やその言葉の違和感につながるエピソードを共有し、一見ネタのような部分にも深い意味が込められていることをお伝えします。
第5回「マザーライク」
連載の最終回では、マーカス氏の私生活や、現代のインディーゲームシーンとの結びつきについて語られます。
まとめ
このインタビューは、ただのゲームの思い出を振り返るものではなく、言葉の背後にある文化や考え方、そして生まれた作品がどのように現在にも影響を与え続けているのかを探る旅になります。ファンのみならず、ゲーム制作に興味がある方々にとっても、興味深い内容が満載です。
この特別インタビューは、本日から順次公開されますので、ぜひお見逃しなく!
詳しくは、ほぼ日MOTHERプロジェクトの
こちらのページをご覧ください。