日本初上陸!次世代高出力パワー半導体検査技術
2024年10月24日から26日まで、福岡のヒルトン福岡シーホークで開催される「SWTest Asia 2024」において、オーストリアのT.I.P.S. Messtechnik GmbHが次世代の高出力パワー半導体テスト技術を日本に紹介します。このカンファレンスは、半導体検査に関する国際的なイベントで、多くの企業や専門家が集まります。
T.I.P.S.について
T.I.P.S.はパワー半導体テストの分野で25年以上の実績を持つ企業で、その革新的な技術は世界中で注目されています。近年、環境問題が議論される中、この企業は持続可能なテスト方法を追求し、特許取得済みの新技術「高電圧LuPo 第4世代」と「Power Known-Good-Die」を開発しました。
革新的なテスト技術
T.I.P.S.が誇るこの新しいテスト技術は、最大15kVの電圧と3000Aの電流でのテストが可能で、さらに最高180度の高温状態でも試験を行えるという特徴があります。特に「パッシェンの法則」を活用することで、圧縮空気だけを用いて半導体をテストできるため、プロセス全体を通じて有害なガスの排出を抑えることが可能となりました。これにより、半導体業界における脱炭素化を大いに促進しています。
質の高い製品とサービス
T.I.P.S.はオーストリアで開発された製品をすべて自社製造しており、最高水準の品質を保証しています。特許技術によりインダクタンスを最小限に抑え、高速スイッチングを実現。これにより、パワーモジュールの生産性向上にも寄与しています。
また、同社は「ワンストップショップ」として、プローブカードのメンテナンスから、テストボード、プローバードッキング、ポゴタワー、テストヘッドに至るまで、さまざまな機械設計やエンジニアリングサービスを提供しています。これにより、クライアントは一貫した質の高いサービスを受けることができます。
カンファレンスの詳細
「SWTest Asia 2024」は、半導体検査技術に特化した国際カンファレンスで、多数の業界関係者が参加します。これを機に、T.I.P.S.の先進的なテスト技術を直接体験することができます。
この機会に、先端技術が集まるカンファレンスへ足を運び、T.I.P.S.の最新技術を体験してください。環境への配慮や高効率なテスト方法を学ぶ良い機会となるでしょう。