神奈川県にて、毎年恒例の「税を考える週間」が11月11日から17日まで開催されています。これに合わせて、一般社団法人神奈川県法人会連合会が主催する県横断税務広報活動が11月12日(水)に実施されました。
この活動は昨年に次いで二度目となるもので、特に年末調整の周知及び国税電子納税システム「e-TAX」や地方税ポータルシステム「eLTAX」の利便性を広報し、キャッシュレス納付の重要性を啓発する目的があります。
県法人会連合会および地域ごとの法人会が協力して、横須賀中央駅、上大岡駅、鶴見駅の駅前での活動を展開しました。
この広報イベントでは、東京国税局芝税務署の広報大使である女優・タレントの佐藤なおみさんや、税に関するラジオ番組のパーソナリティーを務めるMAG!C☆PRINCEの大城光さんと共に、街頭で税務関連の資料を配布し、多くの市民に税の大切さを訴えかけました。
高橋伸昌県法人会連合会の会長は、税に対する意識を高めるこの活動の意義を強調し、「昨年は小田原、新横浜、武蔵小杉の3駅で行いましたが、今年は京急沿線の駅で実施。税を考えるこの時期がより多くの人に認識されるようになってほしい」との思いを語りました。
また、来年に向けても新たな企画を計画しており、県法人会連合会および県内の18法人会の活動の充実を期待していると述べました。
各単位会の会長らも、「無事に同エリアで広報活動が行えたことに感謝している。昨年よりも多くの会員が参加し、連携を強める良い機会となった」との高評価を語り、再来年も同様の活動を続ける意向を示しました。
神奈川県の法人会は、県内の18税務署が管轄する法人を会員としており、約4万社の法人が加入しています。このような広報活動を通じて、多くの市民に税の大切さを知ってもらうことは、地域全体にとっても重要な意義を持っています。今後もこれらの活動が地域活性化につながることを期待しています。