ツムラの新プロジェクト発足
株式会社ツムラが新たに始動させる「生理の悩み相談しようプロジェクト」が、2025年10月15日(水)よりスタートします。このプロジェクトは、生理の悩みを抱える女性たちが自身の体と向き合い、婦人科に相談する重要性を啓発することを目的としています。たまたまこの発表会に登壇したのは、生理での悩みを持つ森香澄さんです。彼女は、自らの経験をもとに生理について多くの女性が抱える問題に触れ、特に若い世代に向けてメッセージを送ります。
生理の不調をあたりまえと思わないで
最近、ツムラが実施した調査によれば、19歳から34歳の女性の75.8%が生理による不調を「あたりまえ」と捉え、適切な対処をしていないことが明らかになりました。森さん自身も体調不良だと気づかずに生理の悩みを抱えていた時期があり、その辛さを痛感しています。加藤聖子教授は、「毎月繰り返されることから生理の痛みや不調を軽視してしまう女性が多いが、正しい知識を持って早めに相談することが重要です」と強調しました。
病院に相談しようというメッセージ
本プロジェクトのテーマである「ひとりで抱え込まない」「病院で相談しても良い」というメッセージは、新しいCMでも視覚的に訴えています。そのCMを見た森さんは「ポップで可愛い雰囲気なので、相談しやすいなと思いました」と感想を述べ、さらには婦人科での相談がもたらした安心感についても語りました。特に、子どもを持つ可能性のある20代の女性たちには、早めに専門医に相談することが推奨されます。
漢方に基づいた体質チェック
プロジェクトの一環として、森さんは『漢方からみた体質タイプチェック』を体験しました。その結果は「瘀血」(おけつ)タイプというもので、加藤教授はこのタイプの特徴について詳しく説明しました。森さんは、「体質によって処方されるものが違う」ということに気づき、今後の健康管理に繋がると感じたようです。
自分らしい生き方に向けたサポート
加藤教授は、婦人科を訪れることが特に重要な理由として「妊娠の希望があるかどうかに関わらず、自分の体と向き合うことが大切」と伝えました。生理の悩みを抱える若い世代が医療機関へ相談することで、早期の問題発見ができ、自分らしく生きる道が開けるでしょう。
コーポレート・コミュニケーション部の宮城英子課長は、調査結果を踏まえ、女性たちが自らの健康に対して積極的にアプローチすべきだと述べました。本プロジェクトを通じて、生理の悩みを抱えた多くの女性が自分に合った解決策を見つけられるよう、ツムラは今後も活動を続けていきます。
まとめ
「生理の悩み相談しようプロジェクト」は、女性たちが抱える様々な悩みの声を吸い上げ、生理に伴う不調をあたりまえではなく、きちんとした対処が必要ですということを広める活動です。特に20代の女性には、婦人科に相談することが自分自身の健康を守る第一歩であることを認識してもらいたいものです。ツムラは一人ひとりの健康をサポートする存在であり続け、更なる啓発活動を展開していくことでしょう。