「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード」の新ヴィンテージ全国発売
近年、日本産ブドウを100%使用した日本ワインの品質向上が著しく、多くのワイナリーがその技術と設備の充実に努めています。また、原料となるブドウの栽培においては、生産者との間に長期にわたる契約を結ぶとともに、自社の畑での栽培にも力を入れるワイナリーが増加しています。
その中でも「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード」シリーズは、2003年に長野県上田市に設立された自社管理畑で育てた高品質なブドウを100%使用して新しいヴィンテージを発表しました。この自社管理畑は、約20ヘクタールの広さを誇り、現在10種類以上のブドウ品種を栽培しています。
同社がこのヴィンヤードに取り組む理由は、日本ワインのさらなる普及と質の向上を目指すためです。2003年の設立から13年が経過し、このヴィンヤードは成熟を迎えました。2010年には初のファーストヴィンテージを発売し、その後も少しずつ生産本数を増やしていきました。
新ヴィンテージの特徴
今回発表された新ヴィンテージワインは、特に注目されています。例えば、「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤードオムニス2012」は、様々な品種のブドウを選び抜き、ブレンドして作られた新しいシリーズの中で最高峰に位置するワインです。この名称は、ラテン語で「全て」を意味し、このヴィンヤードの魅力を余すことなく伝えることを意図しています。
また、「同メルロー2012」は、華やかなドライフルーツの香りと果実の濃厚さが印象的なバランスの良いワインとして仕上がっています。この2012年ヴィンテージは、スロベニアで開かれた「第57回リュブリアーナ国際ワインコンクール」で見事に金賞を受賞しました。
加えて、白ワイン二種も新たにラインナップに加わりました。「同シャルドネ2014」は、芳醇な香りと強いミネラル感が特徴で、飲む人に深い味わいを提供します。「同ソーヴィニヨン・ブラン2014」は、柑橘類やパッションフルーツの香りが楽しめる生き生きとした味わいが魅力です。
メルシャンの理念
メルシャン株式会社は、「ワインのおいしい未来をつくる。」というスローガンのもと、ワインを通じて人と人とのつながりを促進するための多様な提案を行っています。新しいヴィンテージのリリースは、日本のワイン文化のさらなる発展を見据えた重要なステップであり、情熱を持ってワイン造りに挑む姿勢が反映されています。
【商品情報】
- 「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤードオムニス2012」(赤)12.0%
- 「同メルロー2012」(赤)12.0%
- 「同シャルドネ2014」(白)12.5%
- 「同ソーヴィニヨン・ブラン2014」(白)12.5%
- - 容量: 750ml・びん
- - 販売開始日: 2015年9月1日(火)
- - 販売地域: 全国
- - 価格: オープン価格
この新しいワインが、今後多くの人々の心に残る特別な瞬間を提供することを期待しています。