ゼロボード、グローバルサウスにおけるサステナビリティ支援の新プロジェクト
株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次道隆)は、経済産業省が主管する2023年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択されました。この補助金は、グローバルサウスと呼ばれる地域の市場成長を支援し、日本とこれらの地域との経済的な連携を強化するためのものです。
プロジェクトの目的と背景
グローバルサウスには、ASEAN諸国やインド、中東、アフリカ、中南米、太平洋諸島などが含まれ、多様な産業課題を抱えています。特に、温室効果ガス(GHG)の排出管理や、保健・食糧問題が深刻です。このプロジェクトでは、当該地域の脆弱な産業基盤を強化し、日本国内のイノベーションを促進させることを目指しています。
その中で、ゼロボードはGHG排出量の算定と可視化に関する支援を行い、サステナビリティ情報開示ニーズに応じたソリューションを提供します。自社の持つAZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)を活用し、アジア地域における持続可能な発展に寄与することも期待されています。
具体的な事業概要
本事業は「タイ王国・ASEANでのGHG排出量データ可視化、ESGデータ共有プラットフォーム構築のための調査事業」です。この事業では、以下の内容を中心に活動を進めていきます:
1.
GHG排出量の算定と可視化:規制対応を含めたGHG排出量の管理体制を確立し、地域の企業が必要とするデータの提供を行います。
2.
ESG情報開示の効率化:企業が求められるESG関連データの収集及び管理を支援し、可視化されたデータを共有するプラットフォームを構築します。
3.
日本の脱炭素技術の普及:日系企業のサプライチェーンを脱炭素化し、競争力を高めるためへの貢献を目指します。
事業の実施及び期間
このプロジェクトは2025年1月から12月までの期間で実施されます。特に、ASEAN各国における環境規制や国際的な基準に適合させるための調査を行い、持続可能なビジネスモデルの構築を進める予定です。
最後に
ゼロボードは、環境問題への取り組みを強化し、サステナビリティ経営を実現するための様々なプロジェクトを推進します。当社が提供するサービスは、EsG関連データの効率的な管理から企業向けのサポートまで多岐にわたります。今後もグローバルサウス地域との連携を強化し、持続可能な社会を目指して邁進します。ウェビナーや各種イベントの情報は、公式ウェブサイトで随時更新していますので、ぜひご確認ください。