認知症介護基礎研修のeラーニングサービスが高評価
日本は現在、高齢化が進行しており、それにより認知症患者の数も増加しています。このような背景の中で、介護現場における認知症ケアに関する知識や技術がますます重要視されています。厚生労働省は、介護業務に関わる無資格の職員に対して「認知症介護基礎研修」を受講することを義務付ける方針を打ち出しました。
株式会社クーリエは、自治体からの指定を受けて、2024年7月から「認知症介護基礎研修」のeラーニングサービスを開始しました。このサービスは、介護職員がいつでもどこでも学べるように設計されています。開始からわずか9か月で月間利用者数が5,000人を超え、高い評価を得ることに成功しました。
「認知症介護基礎研修」の詳細と特徴
本サービスは無料のeラーニングプログラムで、介護保険施設や事業所で介護業務に従事する、医療・福祉資格を持たない職員が対象です。プログラムでは、認知症に関する基礎知識や症状、高齢者との接し方、支援の方法について体系的に学ぶことができます。
受講者が増えている理由の一つは、従来の集合研修と比較して、参加するための手間や時間が大幅に軽減される点です。スマートフォンやパソコンを利用することで、日常業務の間や自宅などから受講できるため、忙しい介護職員にも優しい構造になっています。
修了者には証明書が発行され、これは事務所のコンプライアンス強化や人材育成の質の向上に役立っています。このような成果が、導入を検討する事業所にとって大きなアピールポイントとなっています。
サービス導入による利点
このeラーニングサービスを導入することで、事業所は研修を実施する際の運営にかかる負担やコストを劇的に軽減できます。オンラインの学習方式にすることで、職員は業務の合間や自宅など、自由な時間と場所で学ぶことができるのです。さらに、修了証明書の発行により、事業所の教育体制の整備やコンプライアンス強化にも寄与しています。
多忙な介護職現場においても、効率的な職員教育を行うための仕組みが整っています。これにより、受講者は無理なくスキルを向上させることができ、事業所も業務をスムーズに行える環境が整っています。
将来への展望
株式会社クーリエは、「認知症介護基礎研修」の更なる普及を目指し、全国の自治体や介護事業者との連携を深めていく所存です。また、サービスの質向上や利用者の満足度の向上に努め、介護現場での人材育成や研修体制の整備に貢献し続けていきます。
介護業界における人材不足や教育の課題に対応するためには、ITやデジタル技術の活用が不可欠です。今後も持続可能な支援の形を模索していくでしょう。
株式会社クーリエについて
株式会社クーリエは、「きちんとした情報があれば、⼈はもっと良い選択ができる」という理念の下、デジタルプラットフォームビジネスを展開しています。「確かな価値を多くの⼈へ」という企業理念のもと、新たな価値創造に取り組んでいます。
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会社概要
株式会社クーリエ
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー9階
代表取締役 安田 大作
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