創業50周年を迎えるパンチ工業の新たな挑戦
2024年8月8日、パンチ工業株式会社は「ものづくりによる信頼、真摯な技術、自由な創造力で、次世代の豊かな未来をカタチづくる」という新たなパーパスを制定しました。これは、2025年3月に創業50周年を迎えるにあたり、企業の使命を明確にし、次なる100周年を見据えた取り組みです。
パーパスに込められた想い
この新しいパーパスには、パンチグループの使命と信念が詰まっています。創業以来、精密金型部品の提供を通じて世界のものづくりに寄与してきたパンチグループ。ものづくりへの情熱と、お客様の成功を支えるという熱い想いが、この言葉に表れています。特に、世界初のプラスチック金型用ハイスエジェクタピンの開発は、挑戦と成長の象徴です。
この情熱は、「パンチスピリット」として、企業文化の中に受け継がれており、チャレンジ精神や創意工夫を大切にしています。パンチグループは、技術による革新や品質向上のために挑戦を続け、環境に配慮したものづくりを通じて社会の持続可能性にも貢献してきました。
社内プロジェクトでの取り組み
新たなパーパスを策定するにあたり、パンチグループは2024年1月に社内プロジェクトを設立しました。異なる職種や勤務地から選ばれた約20名の若手・中堅社員がメンバーとなり、3つのステップで社内の意見を集約しました。
ステップ1:自組織を知る
全社員にアンケートを実施し、651名が参加しました。約30名の社員に対するインタビューも行い、社内の意見を集めました。これにより、当社の強みや今後の課題を明確にしました。
ステップ2:社会が求めることを知る
新聞や書籍を通じて収集した情報や、お客様、金融機関への取材を実施し、企業に影響を与える約250の項目を収集しました。これらの情報を分析し、優先順位を付けてパーパス策定に繋がる知見を得ました。
ステップ3:情報の統合、言語化
社員が一体となって考え抜いた結果、「当社のありたい姿」を中心に表現が練られました。パンチ工業の存在意義と将来への希望が言葉として具現化されたのです。
会社としての約束
新たに策定されたパーパスに基づき、パンチグループはお客様、社員、社会に対して次のような約束をしています。
- - お客様へ:常に期待を上回る価値を提供し、成長を支援します。
- - 社員へ:働く環境を整え、一人ひとりの成長を支援します。
- - 社会へ:自然環境や社会の変化に対応し、持続可能な未来を築きます。
これからの展望
パンチ工業は、創業の精神を大切にしつつ、未来へ向けた新たな挑戦を続けていきます。持続可能で豊かな社会の実現に向けて、ものづくりの力を信じ、その可能性を広げるために努めていくことを約束します。これからの50年、さらなる発展を目指して努力し続けるパンチ工業に、ますます注目が集まります。
会社概要
- - 社名:パンチ工業株式会社
- - 代表者:森久保哲司
- - 所在地:東京都品川区南大井6丁目22番7号 大森ベルポートE館5階
- - 上場市場:東京証券取引所スタンダード市場(6165)
- - 創業年:1975年
- - 売上高:383億円(2024年3月期)
- - 従業員数:3,575名(連結)
- - 事業内容:金型部品の製造・販売及び金型関連の付属品販売
新たに策定された「パンチグループのパーパス」が、今後どのように展開されていくのか、注目です。