バーチャルヒューマン「Sali」が活躍する「SoftBank World 2024」
2024年10月3日、企業向けの大規模イベント「SoftBank World 2024」にて、AiHUB株式会社のバーチャルヒューマン「Sali」がナビゲーターとして登場します。このイベントは、ソフトバンク株式会社が主催する法人向けの催しであり、テーマは「加速するAI革命。未来を見据え、いま動く。」です。今年で13回目を迎える「SoftBank World」は、最新のAI技術やその特性・活用法について深く探る機会を提供します。
バーチャルヒューマン「Sali」とは?
「Sali」は、AI技術を主体としたインターフェースを持つバーチャルヒューマンです。これには、SB Intuitionsが開発した国産の大規模言語モデル(LLM)や、LINEヤフーが提供するテキスト音声合成技術が組み込まれています。「Sali」は音声、テキストの入力に加え、画像認識や記憶機能を活用した多様なコミュニケーションを実現します。これにより、ユーザーは「Sali」とのやり取りに自然な形で参加することが可能になります。
「SoftBank World 2024」について
「SoftBank World 2024」では、AIの革新に関する様々な講演やセッションが予定されています。10月3日は臨場開催のみで、限定招待制となっていますが、翌日の10月4日には事前に登録を行った法人のお客様に向けてオンラインでの視聴ができます。これにより、参加者は先進的なAI技術の実用例やビジネスへの応用方法を学ぶことができます。特に注目なのは、「Sali」がナビゲーターとしてどのような形で参加者を案内するのか、その実践的なデモが期待される点です。
各社の役割と共同研究
このプロジェクトには、SB Intuitions、LINEヤフー、AiHUBの3社が参加しています。SB Intuitionsは、日本語に特化した大規模言語モデルの研究を進めており、その技術が「Sali」に活用されます。LINEヤフーは、キャラクター性を持つテキスト音声合成技術を開発し、ユーザーとのインタラクションをより魅力的にします。そして、AiHUBはAIオーケストレーションの技術を用いて、これらの技術を融合させ、スムーズなコミュニケーション体験を提供しています。
このような協力は、AI技術の発展に寄与すると共に、より多様で豊かなユーザー体験を生み出していくことでしょう。AIオーケストレーションは、複数のAI技術を連携させて最適な結果を得るための手法であり、音声、表情、動きなどの要素が協調して機能することを可能にします。
申し込み情報
「SoftBank World 2024」の参加には事前登録が必要です。公式ウェブサイトから申し込みが可能で、視聴を希望する方は早めの登録をお勧めします。開催日は2024年10月3日(木)と10月4日(金)、興味のある方はぜひご参加ください。
申し込みリンクはこちら。
このイベントを通じて、AI技術の最新トレンドに触れ、未来のビジネスにどのように活用できるかを体験する絶好の機会となります。「Sali」と共に、AIの可能性を感じてみてはいかがでしょうか?