株式会社NEXYZ.は、北おおさか信用金庫と業務提携を結び、地域密着型の脱炭素支援を開始しました。この提携は、北おおさか信用金庫の顧客に対して省エネルギー設備の導入を促進し、CO₂排出削減を図ることを目的としています。
北おおさか信用金庫は2025年に創業100年を迎え、地域経済への貢献を重視し、持続可能な開発目標(SDGs)に基づく経営方針を掲げています。大阪府と兵庫県に65店舗を展開し、地域と共に未来へ歩む姿勢を大切にしており、その一環としてNEXYZ.との提携を決定しました。
NEXYZ.は、LED照明、空調、冷蔵庫などの業務用設備を初期投資0円で導入できるサービス「ネクシーズZERO」を提供しています。このサービスを通じて、省エネ効果をCO₂排出削減量に換算したレポートを提供しており、顧客は自身のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを支援されます。
この提携によって、地域の事業者は省エネ設備の導入をスムーズに行えるようになり、脱炭素社会を実現するための一歩を踏み出せるでしょう。NEXYZ.は、これまでに10万件以上の導入実績を持つ「ネクシーズZERO」を通じて、様々な地域金融機関とパートナーシップを結び、全国38拠点で活動しています。
地域の中小企業は、設備投資において資金面や人材、知識の不足といった課題を抱えることがあります。NEXYZ.はこれらの課題解決のためのコンサルティングを提供し、地元の施工会社への優先的な発注を通じて地域経済の活性化を図ります。これにより環境貢献と地域経済の好循環が形成されることを目指しています。
NEXYZ.の企業理念「まだない常識を、次のあたりまえに。」の下、エンベデッド・ファイナンス事業としての新たな可能性を追求し続けています。脱炭素化が求められる現代において、この提携が地域社会にどのような影響をもたらすのか、今後の展開が期待されます。地域密着型の取り組みが、持続可能な社会の実現に向けた鍵となるでしょう。