佐渡市に初の「JAPAN UNDERGROUND」のオリジナルデザインマンホール設置

佐渡市に設置されたオリジナルデザインマンホール

2025年の9月、株式会社TAK JAPANが展開するブランド「JAPAN UNDERGROUND」によって、佐渡市に初のオリジナルデザインマンホールが設置されました。このプロジェクトは、地域の魅力を発信するための新たな試みとして注目を集めています。マンホールのデザインは、佐渡島の自然や文化、特別天然記念物であるトキ、トライアスロンの競技を取り入れており、特にトライアスロン大会の舞台としても知られる佐渡ならではの意義を持った作品となっています。

佐渡国際トライアスロン大会との連携

このマンホールの設置は、2025年9月7日に開催された「佐渡国際トライアスロン大会」の開会式で正式に披露されました。
代表の足立拓海氏は、ここで自身の挑戦とマンホールの意義を来場者に向けて伝えました。足立氏は、トライアスロン大会が選手たちの努力の舞台となっていることを、どうにかして地元の魅力と結びつけたかったと語ります。このマンホールは、選手たちがスタート時に踏む踏み石であるという願いが込められています。

デザインの詳細

マンホールのデザインには、佐渡島自体の形とともに、トキ及びトライアスロンの3つの競技—水泳、自転車、長距離ラン—が描かれています。地域の自然、文化、スポーツを融合させたこの作品は、佐渡を訪れる観光客に新たな観光資源としての魅力を届けようとしています。

地域との協働

足立氏は、約2年もの間、全国47都道府県を巡りながら地域ごとに異なるマンホールと出会って積み上げてきた経験を基に、このオリジナルデザインが実現したと述べています。「JAPAN UNDERGROUND」では、マンホールを題材にしたアパレル商品も展開しており、全国的に広めたいという思いが強く表れています。

今後の展望

設置したマンホールは「マンホールカード」としても配布される予定です。全国のマンホールファンにとって、このカードは貴重な収集アイテムとなることでしょう。また、「JAPAN UNDERGROUND」は今後も地域との協働を通じて、国内外へ日本各地の魅力を発信していく計画です。

代表のコメント

足立氏は「ゼロから始めた挑戦が、こうして佐渡の地に刻まれたことは大きな節目であり、同時に新しい挑戦のスタートでもある」と述べ、このプロジェクトがいかに意義深いものであるかを語りました。彼はまた、トライアスロンを通じて実現できたことを心から嬉しく思うとし、訪れる人々の安全を願って挨拶を締めくくりました。

佐渡の自然や文化を盛り込み、地域体験を豊かにするこのオリジナルデザインマンホールは、佐渡市に新たな魅力をもたらす象徴的な存在となることでしょう。