AUM映画 日本配給権
2025-05-01 13:32:25

地下鉄サリン事件の真実に迫るドキュメンタリー映画の配給権獲得

ドキュメンタリー映画『AUM:THE CULT AT THE END OF THE WORLD』の配信権獲得



AIM Entertainment Inc.が、サブマリン・デラックス制作のドキュメンタリー映画『AUM:THE CULT AT THE END OF THE WORLD』の日本国内での配給権を取得したことを発表しました。この映画は、地下鉄サリン事件とその背後に潜むカルト団体オウム真理教の実情を探求した作品で、サンダンス映画祭で高評価を得ています。

公開日と背景



本作は、2025年3月20日に公開される予定で、この日は地下鉄サリン事件から30年を迎える重要な日です。AIM Entertainmentは、事件の記憶を風化させることなく、教訓を未来に引き継ぐことを目指して、日比谷の映画館で初回上映を行います。これを皮切りに、全国約20〜30の映画館での順次公開が予定されており、より多くの観客にこの作品を提供し、事件の理解を深める機会を提供する取り組みです。

ドキュメンタリーの内容



映画は、アメリカ人ジャーナリストデビッド・E・キャプランと英国のピューリッツァー賞受賞ジャーナリストアンドリュー・マーシャルの共著『The Cult At The End Of The World』を原作としており、3年以上の取材と制作を経て完成しました。心に残る歴史的な映像とともに、当時の教団に立ち向かおうとした少数の勇気ある人々の貴重なインタビューも収録されています。これは、カルト信仰がいかに社会を脅かすかを鋭く描写しています。

特に、教団の広報担当であった上祐史浩氏へのインタビュー映像は、日本人にとって忘れることのできない事件を思い起こさせ、深い問いを投げかけます。彼が流暢な英語で冷静に語る様子は、観客に複雑な感情を引き起こし、過去と現在を結びつけます。

映画のテーマと意義



AIM Entertainmentは、本作が単なるドキュメンタリーではなく、宗教そのものを否定することなく、宗教観や日本社会の文化を客観的に見つめ直す機会を提供することを目指しています。国際社会からの視点を通して、私たち自身が持つ常識や構造を再考し、事件から学ぶことの重要性を強調しています。

監督のコメント



監督のベン・ブラウン氏は、この映画が日本の観客に届くことに大きな喜びを感じています。アメリカを拠点とする制作チームではありますが、日本の文化と視点を尊重し、制作に取り組んだと語ります。

AIM Entertainment Inc.について



AIM Entertainmentは、映画、音楽、ゲーム、アート等のエンターテイメント体験を提供するライセンスエージェントであり、詳細な情報は公式ウェブサイトで確認できます。これからも多くの人々に感動を届けるプロジェクトに取り組んでいくことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社AIM Entertainment Japan
住所
東京都渋谷区神泉町5番2号塩入小路2ビル4階
電話番号

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