新漏水検知システム
2025-11-10 16:24:23

住友商事と東芝が共同開発した新しい漏水検知システムの全貌

非接触式漏水検知システム



住友商事株式会社と東芝情報システム株式会社が共同で開発した漏水検知システム「漏水・薬液検知 SWIR 3Dカメラシステム」は、非接触でも水や薬液、油などを高精度で検知し、その液体の種類を非常に速やかに識別する能力を持っています。このシステムは、従来のテープ式漏水検知方法に代わる新たなソリューションとして注目を集めており、2026年8月に市場投入予定です。

従来の課題



工場や倉庫などで使用されている従来の漏水検知テープは、剥がれや断線といった問題が頻発し、定期的なメンテナンスが必要でした。液体がテープに直接触れないと検知できないため、漏水の早期発見が難しいという課題も抱えていました。また、作業時の安全面でも問題が指摘されていました。

画期的な特徴



新開発の「漏水・薬液検知 SWIR 3Dカメラシステム」では、以下の4つの重要な特長があります:

1. 多種液体の高精度検知
1台で水、薬液、油などを正確に検知でき、メンテナンスコストを大幅に削減します。

2. 微小漏水の早期発見
数滴の液体でも検知できるため、異常を早期に把握可能です。

3. 広範囲の検知
最大3メートルの距離から非接触で監視でき、多くの設備をカバーします。

4. 3D観測機能
液体の種別を認識しつつ、正確な漏水位置の特定を実現できます。

これにより、製造現場の効率化や安全性の向上が期待できます。

活用分野



このシステムは半導体製造工場やプラント施設、医療機関、データセンターなど、さまざまな業界に適用が可能です。後の拡張性として、製薬業界や化学メーカーなどへの導入も検討されており、住友商事のグローバルなネットワークを活かして国際展開も予定されています。

今後の展望



住友商事は、台湾に拠点を持つ出資先企業との技術連携により本システムの企画を進め、東芝情報システムは独自のアルゴリズム「Liquidseeker」を開発しました。これにより、従来の漏水検知方法に対する完全な代替品として位置づけられることを目指しています。

システムの販売開始に向け、2025年11月には東京ビッグサイトで行われる展示会「IIFES2025」に出展を予定しており、製品のデモンストレーションも行われる予定です。これにより多くの関係者に実際の性能を披露し、さらなる関心を集めることを狙います。

住友商事と東芝情報システムが共同で開発したこの革新的な漏水検知システムは、工場や企業にとって必要不可欠な存在となるでしょう。安全で効率的な生産環境を実現するために、ぜひ注目しておきたい技術の一つです。


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会社情報

会社名
東芝情報システム株式会社
住所
神奈川県川崎市川崎区日進町1-53興和川崎東口ビル
電話番号

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