『イエス、たぶん』初上演
2024-10-07 21:25:47

マルグリット・デュラスの幻の戯曲『イエス、たぶん』が日本初上演される!

核戦争後の世界が舞台のブラック・コメディ



劇団「池の下」が、フランスの作家マルグリット・デュラスの幻の戯曲『イエス、たぶん』を日本で初めて上演します。この刺激的な作品は、2024年12月13日から15日まで、東京都中野区にある劇場MOMOで上演されます。

デュラスの独特な世界観


デュラス(1914-1996)は、フランス文学の重要な作家であり、彼女の作品はしばしば抑制の効いた情緒と鋭い観察眼を持つことで知られています。彼女が描くテーマは愛や孤独、記憶と忘却です。特に彼女の代表作『愛人』は、その独自の文体と視点で多くの読者に感動を与えています。アカデミックな視点でも評価され、デュラスの作品は多くの場所で演じられています。

『イエス、たぶん』は、1968年に書かれた作品で、核戦争後の荒れ果てた世界を背景にしています。この作品は、戦争の無意味さをはっきりと訴えかけ、観る者に深いメッセージを伝える作品です。

公演概要


池の下の第30回公演である『イエス、たぶん』は、二人の女性と戦争に翻弄される兵士が出会う物語です。この作品を通じて、デュラスは生を再定義し、記憶と忘却の狭間での人間の経験を探求します。観客は、デュラスが描く絶望と希望の間で揺れ動く心情を感じることでしょう。

公演詳細


  • - 公演期間:2024年12月13日(金)~2024年12月15日(日)
  • - 会場:劇場MOMO(東京都中野区中野3-22-8)
  • - 出演者:稲川実加、芹澤あい、平澤瑤
  • - チケット料金:全席自由 3,500円(税込)

スケジュール


  • - 12月13日(金):19:00開演
  • - 12月14日(土):14:00開演/18:00開演
  • - 12月15日(日):14:00開演

チケットはカンフェティにて販売中です。詳細はこちらをクリックしてください。公式ホームページでも最新情報を提供していますので、ぜひチェックをお忘れなく。

「池の下」の演劇活動


「池の下」は1996年に設立され、演出家長野和文が中心となって活動を行っています。演劇と舞踏の融合を目指し、これまでにも数々の作品を上演してきました。特に寺山修司の作品を多く取り上げ、さまざまな国で公演を行っています。

『イエス、たぶん』はこの劇団の新たな挑戦であり、デュラスの作品を現代に蘇らせる重要な一歩となります。観客の心に深い影響を与えることが期待されるこの公演をぜひ楽しみにしてください。


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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
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