2027年卒業予定の就活生を対象にした調査で、ななんと80.7%の学生が夏期インターンシップに参加したか、または参加予定だという結果が明らかになりました。この調査は、新卒オファー型就活サービス『OfferBox(オファーボックス)』を運営する株式会社i-plugによって実施されました。
調査の概要
本調査は、2025年9月10日から9月13日までの期間に実施され、OfferBoxに登録している27卒業予定学生270名から有効回答を得ています。前年同時期の調査と比較すると、夏期インターンシップに参加する学生の割合が3%以上増加しており、昨今の就職活動の活発化が伺えます。
インターンシップの参加状況
夏期インターンシップに参加したり、参加予定と回答した学生の中で、2社以上の企業に参加した学生は全体の91.3%に達しました。特に、2社〜5社に参加した学生が66.5%と最も多く、今年は複数の企業にアプローチする傾向が一層強まっています。これにより学生たちは、より多様な選択肢を持ち、有意義な経験を手に入れることができています。
志望度の向上
さらに、インターンシップに参加した学生の78.5%が、企業に対する志望度が上がったと回答しました。このことは、先行調査で得られたデータとほぼ変わらず、毎年のインターンシップが志望度を向上させる要因となっていることが浮き彫りになりました。実際、インターンシップを通じて、企業の雰囲気や業務内容を直接体験することで、学生たちは企業への理解を深め、自分に合った職場環境を見極める力を養っています。
本選考への意向
また、インターンシップに参加した学生の89.0%が、本選考に進みたい企業が見つかったと回答。この数字も前年から大きな変動は見られず、インターンシップの経験が学生に自信を与え、それが選考への積極的な意向につながっていると言えるでしょう。
考察
特に印象的なのは、参加した企業の職場の雰囲気の良さや事業内容に惹かれて進もうと思ったと回答した学生が多数を占めた点です。このことは、企業の文化や業務に対する理解を深める機会を提供するインターンシップの重要性を証明しています。今後もインターンシップが学生の職業選択に与える影響は増大していくと考えられるでしょう。
OfferBoxの紹介
最後に、OfferBoxは企業から学生にオファーを送信し、学生には新しいチャンスを提供する新卒採用サービスです。232,500名以上の学生が登録しており、21,200社以上の企業が利用するこのプラットフォームは、学生と企業を効果的に結びつける架け橋となっています。今後の就職活動においてこのようなサービスがますます重要になると思われます。