新サービス誕生の背景
近年、企業を取り巻くサイバー脅威が増加しています。特に、サプライチェーンを形成する組織が対象になる継続的なサイバー攻撃は、一つの組織に被害をもたらすことで、他の多くの組織にも影響を及ぼすことがあります。このような環境の中で、情報セキュリティの重要性が高まる中、多くの企業や団体が自社のニーズにあったセキュリティ教育を求めています。
新機能の概要
株式会社ソースポッドは、情報セキュリティ教育サービス『SPC Leak Detection』に自組織向けの「オリジナルコース作成機能」を追加し、2025年7月31日から提供を開始します。この機能により、企業は自由に教育コンテンツをカスタマイズし、独自のセキュリティ教育プログラムを構築できるようになります。
オリジナルコース作成機能の詳細
この機能では、以下の点が特徴です:
- - 既存コンテンツの活用: 全107本のコース教育用コンテンツを自由に編集し、自組織の特徴に合わせて流用できます。ただし、動画の内容は変更できません。
- - 資料のアップロード: 各種独自の教育資料(動画、PDF、テキスト、イラスト等)をアップロードすることができ、それをコンテンツに組み込むことが可能です。特にPDFファイルはページをめくるように閲覧できるのが便利です。
- - 教育コンテンツ作成サービス: 有償で提供される教育コンテンツ作成サービス『SP SecEdu Consulting』を通じて、さらに効果的な教育プログラムを作成することもできます。
提供される教育メニュー
『SPC Leak Detection』では、リリースされたオリジナルコース作成機能に加えて、以下の教育メニューも用意されています。
- - セキュリティ学習コース: 年に1、2回受講することを想定したコースで、総合、個別、標的型メール訓練後教育、テスト、認証規格に基づいて展開されています。全107本のコンテンツが提供され、全て日本語・英語に対応しています。
- - セキュリティアドバイザリー: 毎月配信される標準コンテンツと最新インシデントを元にしたセキュリティアラートコンテンツがあり、毎回5分程度で受講が可能です。これにより、手軽に学習を継続できます。
情報セキュリティリテラシーの向上を目指して
ソースポッドは、効果的で継続的な情報セキュリティ教育を通じて、企業の社員や職員のセキュリティリテラシーの向上を目指しています。教育を受けた社員が自らの行動を見直すことで、組織全体のセキュリティレベルを向上させ、安心して繋がる社会を目指します。
SPC Leak Detectionとは?
『SPC Leak Detection』は、企業だけでなく公共団体や教育機関にも導入されている情報セキュリティ教育サービスです。各種認証規格に対応し、効果的な教育を提供することで、企業内の情報セキュリティリテラシーの向上を図っています。また、インターネット上の情報からの不正アクセスを未然に防ぎ、リアルタイムで管理者にアラートを通知する機能も備えています。
会社概要
株式会社ソースポッドは、2006年に設立され、法人向けのメールシステムに特化したサービスを展開してきました。クラウドメールの誤送信対策を含む多岐にわたるセキュリティサービスを提供し、サイバーセキュリティ教育を手がけています。これからも、多くの企業や団体に信頼されるサービスを提供し続けることでしょう。
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