TOKIUMがオンライン請求書サービスを提供開始
株式会社TOKIUMが、経費精算や請求書処理を効率化する新サービス「TOKIUM請求書発行」を今冬に提供を開始します。このサービスは、オンライン上で請求書を作成し、送信まで対応するもので、煩雑な発行業務の負担を大幅に軽減します。
背景
現代のビジネスシーンにおいて、請求書は依然として多くが紙で発行されています。このプロセスには、印刷、封入、そして郵送といった手間が惜しまずかかり、さらに取引先によって求められる送付形式が異なるため、その対応も大きな負担となっていました。特に、クラウドサービスを利用して効率的に請求書を管理したいという声は高まっています。
株式会社TOKIUMは、こうした課題に応えるべく「TOKIUM請求書発行」を開発しました。調査によれば、発行業務の面倒さを感じている企業も多く、41.6%のビジネスパーソンが、紙と電子の請求書が混在することで負担を増していると答えています。また、2024年から予定されている郵便料金の引き上げも、企業にとってはコストの増加を引き起こす懸念材料となっています。
サービスの概要
「TOKIUM請求書発行」では、以下のような機能を提供します。
1.
オンライン請求書の作成
ユーザーはCSVファイルから請求データを取り込み、インボイス制度に準拠した請求書を簡単に発行できます。一次データの一括アップロードが可能なので、多数の請求書も手軽に処理できます。必要な場合には、TOKIUM側での発送代行も行えるため、印刷や郵送の手間を大幅に省けます。
2.
多彩な送付方法
作成した請求書は、メール、郵送、ファックスなど多様な方法で送付できます。また、取引先が指定するシステムへの入力やアップロードもサポートし、業務の円滑な進行を図ります。
3.
柔軟なレイアウトカスタマイズ
請求書は取引先の要望に応じて自由にレイアウトを変更でき、利用しているスタイルにあった請求書が容易に作成可能です。
4.
多様な帳票の発行
請求書だけでなく、納品書や見積書なども発行できるため、さまざまなビジネスニーズに適応します。これにより、すべての帳票が一元管理可能になり、業務の効率化を実現します。
未来の展望
TOKIUMのプロダクトマーケティングマネージャー、綿引友麻氏は、顧客からの要望を受けてこの新サービスの提供を決定したと述べました。今後はTOKIUMの他のサービスとも連携し、業務のさらなる効率化に向けて取り組む意向を示しています。特に取引先との契約情報を基にした請求書の自動発行機能の充実化を計画しており、請求漏れのリスクを減少させることが目指されています。
株式会社TOKIUMについて
株式会社TOKIUMは、東京都中央区に本社を置き、「未来へつながる時を生む」という理念のもと、支出管理のDXサービスを展開しています。経費精算、請求書受領、文書管理などの様々なクラウドサービスを提供し、企業のビジネスの効率化をサポートすることを目指しています。
詳細情報やサービス内容については、
公式ウェブサイトをご覧ください。