アスエネ、GX・ESG領域向け英語版転職プラットフォームをスタート
アスエネ株式会社は、東京都港区に本社を置く企業で、最近GX(グリーントランスフォーメーション)やESG(環境・社会・ガバナンス)に特化した転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」の英語版を発表しました。これにより、国籍や文化が異なる海外の人材を日本企業に結び付け、脱炭素社会の実現に向けた企業活動を促進します。
国際的な人材採用の現状
近年、脱炭素経済やESG経営の重要性が高まる中、関連スキルを持つ人材に対する需要が急速に増加しています。企業はサステナビリティ担当や再生可能エネルギーの技術者など、多様な分野での専門知識を持つ人材を求めています。特に、コーポレート・サステナビリティ報告指令(CSRD)や境界調整メカニズム(CBAM)などの新たな環境規制への対応が必要となる中で、語学力と国際的なサステナビリティ動向に関する知識が求められています。
日本政府の政策も影響し、これまで以上に外国人労働者を受け入れる動きが加速しています。そうした中で、日本の企業が海外人材を採用する取り組みが進んでいますが、言語の壁や転職プラットフォームの不足に直面しています。
英語版プラットフォームの必要性
既存の転職プラットフォームにおいては、GC・ESG分野に特化したものが少なく、海外人材と日本企業のマッチングが難しい状況です。そこでアスエネは、英語版「ASUENE CAREER」を提供し、環境への配慮と持続可能性を重視する企業と専門知識を持つ国外の求職者を結びつけることを目的としています。このサービスによって、企業は効率的に人材を見つけたり、採用コストの削減を図ることが可能になります。
アスエネキャリアの機能
「ASUENE CAREER」は、求職者が英語で求人情報を検索し、応募するためのスムーズな環境を整備しています。企業側も、日本語と英語の両言語で求人情報を作成することができ、より効率的なマッチングを実現します。このシステムにより、グローバルな視点を持つ人材を簡単にマッチングし、迅速な採用活動をサポートします。
アスエネの取り組み
アスエネは、脱炭素および持続可能な社会の実現に向けて、さまざまなサービスを展開しています。具体的には、CO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」やESG評価のためのクラウドサービス「ASUENE ESG」を提供しています。また、グループ会社としてカーボンクレジット・排出権取引所「Carbon EX」を運営し、脱炭素や非財務情報の第三者検証・保証サービスも行っています。
最後に、「ASUENE CAREER」という新しい転職プラットフォームは、海外人材の日本での活動を支援し、企業がグローバルに成長するための大きな一歩となるでしょう。アスエネの取り組みは、今後も持続可能な社会の実現に向けた重要な役割を果たすと期待されています。
詳細は「
ASUENE CAREER」をご覧ください。