CRE、埼玉県草加市に新たな物流施設「ロジスクエア草加Ⅱ」竣工

埼玉県草加市に新たな物流拠点が誕生しました。株式会社シーアールイーが手掛けた物流施設「ロジスクエア草加Ⅱ」が、2023年10月31日に竣工を迎えました。本施設は、都心に近い好立地と、主要高速道路への優れたアクセスを兼ね備えており、関東全域をサポートする物流ネットワークを構築することが可能です。

「ロジスクエア草加Ⅱ」の位置は、八潮南インターチェンジから約3.6キロ、三郷西インターチェンジから約3.4キロ、草加インターチェンジからは3.9キロと、交通の要所に位置しています。この地域は工業施設が密集しており、草加市の人口は約25.1万人となっているため、雇用や物流業務にも非常に適した環境が整っています。

この新しい施設は、4階建てで延べ面積は16,100.40㎡。トラックの受け入れを考慮し、トラックバースは二面に配置されています。西側には大型トラック11台、南側には5台分の駐車が可能で、合計16台が同時に接車できる仕組みを構築しました。さまざまな入出庫オペレーションが可能なため、同施設は物流業界において大きな利便性を提供します。

外壁には金属断熱サンドイッチパネルを使用し、床荷重は1.5トン／㎡、有効高さは各階5.5メートル以上と、さまざまな収納ニーズに対応。さらに、荷物用のエレベーターは2基、垂直搬送機も2基設置されており、効率的な物流作業を支援します。将来のニーズに備えた配管ルートや事務所スペースの拡張オプションも考慮されています。

また、環境への配慮も忘れていません。本施設では全館LED照明や人感センサー、節水型の衛生器具を採用し、BELS評価で★★★★★★（シックススター）を取得。さらに、太陽光発電システムの導入も計画されており、自家消費や非常時の電力供給に役立てる蓄電池システムも設置予定です。

従業員の快適な環境を考慮し、「露路ガーデン」と名付けられた休憩スペースも設けられました。小道やベンチが配置されており、非常時には防災トイレとしても利用可能です。このように、「ロジスクエア草加Ⅱ」は機能性と環境への配慮、従業員の快適性を兼ね備えた優れた物流施設となっています。

株式会社シーアールイーは、卸、小売業やEC事業者など、幅広いニーズに応えるべく、今後も物流施設の開発・運営に力を入れてまいります。ただの倉庫にとどまらず、利用者にとっての価値を最大化することを目指しています。物流不動産のリーディングカンパニーとして、将来にわたり持続可能な社会を支える物流インフラの構築を進めていく所存です。