物流DX未来会議2024が初めて開催
2024年の物流業界の未来について真剣に考えるイベント、「物流DX未来会議2024」が行われました。この会議には、約1200名の関係者が参加し、運送会社、荷主企業、倉庫運営企業の代表者が集まり、自社の戦略やビジョンを共有しました。
イベントの詳細
「物流DX未来会議2024」は2日間にわたる大型イベントで、初めての開催となりました。1日目はオンラインで、2日目はオフラインとオンラインのハイブリッド形式で行われました。各セッションでは、現在の物流業界が抱える課題やその解決策についての議論が行われ、業界のリーダーたちが多数登壇しました。
Day1:現在を振り返るセッション
10月10日に行われたDay1では、物流業界が直面するさまざまな課題や「2024年問題」に関する議論が展開されました。オープニングセッションでの業界課題の整理を皮切りに、以下のようなセッションが行われました:
- - 総合物流施策大綱に対する状況と今後
- - 特定荷主が向き合うべき最重要項目
- - 持続可能な日本品質の物流の実現に向けた戦略
- - 人気運送会社の採用戦略
- - 2024年問題に対する生産性向上施策
- - 成長戦略としてのM&A
各講演者が独自の視点から物流の未来について語り、参加者たちは多くのヒントを得ることができました。特に、ドライバーの質を向上させるための戦略や、協力会社とのパートナーシップ強化の重要性が強調されました。
Day2:未来を語り合うセッション
10月18日にはDay2として、オフライン開催と並行してオンラインでも配信されました。Day1の内容を踏まえた上で、2024年問題や運送会社の新しい戦略が語られました。こちらのセッションの一環として行われたパネルディスカッションでは、物流の未来に向けたパートナーシップについて話し合いがなされ、参加者同士の具体的なネットワーキングも行われました。
アンケート結果と今後の展望
参加者へのアンケート調査の結果、各セッションの満足度が明らかになり、特に「荷主の役割と責任」と「運送会社の新しい戦略」が高い評価を受けました。また、90%以上の参加者が次回のオフライン開催に参加したいとの意向を示し、その関心の高さが伺えます。来場者からは、業界の構造改革や、CLO(チーフ・ロジスティクス・オフィサー)の役割に対する関心が寄せられており、今後の参加が期待されています。
まとめ
本イベントは、運送業界が抱える課題を乗り越えるための重要なステップとなったといえるでしょう。X Mile株式会社が提供するHRプラットフォームやSaaSソリューションは、こうした課題解決に寄与するものです。今後も私たちはノンデスク産業のデジタルトランスフォーメーションを推進し、皆様と共により良い業界を目指していきます。
現在、各セッションのアーカイブはオンラインで視聴可能です。詳細は公式サイトをご確認ください。
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