Recustomer株式会社がFindy Team+ Award 2025を受賞
2025年8月29日、東京都中央区に本社を構えるRecustomer株式会社が「Findy Team+ Award 2025」の「Organization Award / Small Division」で2年連続受賞を果たしました。この賞は開発生産性や優れた取り組みを評価するものとして多くの企業が注目しています。
Recustomerの受賞の背景
Findy Team+ Awardは、開発チームの成果を広く認知するためのプラットフォームであり、その中でも「Small Division」部門は特に50名未満の小規模組織に焦点を当てています。この部門での2年連続受賞は、同賞の歴史において初めてのことです。Recustomerは、約500社の中から選ばれた結果、2年連続で同部門の栄冠を手にしました。
開発チームの取り組み
今回の受賞は、Recustomerが「Findy Team+」を活用して開発生産性を向上させたことが評価された結果です。Findy Team+は、GitHubやJiraなどのデータを解析し、開発者の体験を可視化・向上させるサービスです。これにより、ボトルネックや重要な注力ポイントを明確にし、データを基にした戦略的な意思決定を可能にしています。
Recustomerでは、チーム全体でスクラム開発を実施し、Findy Team+の指標を用いて継続的な改善に取り組んでいます。このプロセスにより、顧客価値を高める新たな開発手法が確立されました。
開発生産性の進化
2024年にも同賞を受賞したRecustomerは、受賞以降も様々な課題に取り組み続けています。環境構築の簡素化、CI/CDの安定化、タスク運用の明確化など、技術面と組織面での改善を進めてきました。特に、Findy Team+の指標をもとに再設計したスクラムイベントやデモ駆動開発の導入を通じて、開発の効率性を大幅に向上させています。
具体的な成果としては、以下のような開発数値が改善されました。
- - 新機能開発率:80%
- - デプロイ頻度:月2回から5回に増加
- - リードタイム:60時間から10時間に短縮
- - サイクルタイムも8時間改善
さらに、疎結合かつ型安全な構造を標準化し、契約駆動のアプローチを採用することで、レビュー滞留や回帰障害の低減を図っています。これらの詳細な過程は、Recustomerのテックブログでも発信されています。
チームの特性とビジョン
現在、Recustomerの開発チームは10名という小規模ですが、各メンバーが大きな裁量を持ち、顧客価値創出に向けて積極的に活動しています。5名のメンバーはPyConJP 2025にも登壇するなど、社内外で多岐にわたる活動を行っています。私たちは、小規模ならではの柔軟さを生かして、大きな変革を目指しています。
今後も、Recustomerは更なる成長を目指し、新しい挑戦をし続ける予定です。
カジュアル面談のご案内
Recustomerは新しい仲間を募集しています。カジュアル面談においてはCTOの眞鍋も参加予定です。興味がある方は是非エントランスブックからお申し込みください。開発生産性の取り組みや組織の現状について詳しい情報をお届けします。
エントランスブックリンク
結び
Recustomerの技術的な魅力は、購入後体験プラットフォームとしての柔軟性と高い生産性にあります。Pythonを主要な言語として採用し、様々な専門分野のエキスパートが集結した開発チームで、ECエコシステムを支える先進的な技術基盤を構築しています。私たちの取り組みがさらに広がることを期待しています。