お買い物アプリ「カウシェ」が受賞
株式会社カウシェが提供するお買い物アプリ「カウシェ」が、環境省と消費者庁が主催する令和7年度「食品ロス削減推進表彰」にて、『食品ロス削減推進表彰審査委員会委員長賞』を受賞しました。この賞は、食品ロスの削減に寄与する優れた取り組みを評価するもので、カウシェの活動が高く評価されました。
受賞の実績と取り組み
カウシェは、楽しさを基盤に、生活者だけでなく企業や自治体とも連携し、食品ロス削減に取り組んでいます。受賞の背景には、同アプリ内の様々な取り組みがあったことが評価ポイントとなっています。
1. カウシェファームの活用
「カウシェファーム」という農園ゲームは、ユーザーがトマトやたまねぎを育てて収穫し、対象商品に利用できる「100%OFFクーポン」を獲得できる仕組みとなっています。このゲームは2023年10月に導入され、既に多くのユーザーが参加しています。2024年2月からは、訳あり野菜を収穫品として導入し、楽しみながら食品ロス削減に貢献できる新しい仕掛けがスタートします。
2. 買取・販売事業
流通が難しい商品、特に賞味期限間近やパッケージ変更製品を企業から買い取り、その商品をアプリ内で販売する取り組みを2024年4月から開始します。実際に、九州の飲料メーカーとの連携により、廃棄の危機にあった約84,000本の飲料を完売し、初月で約40トンのロス削減を実現しました。これにより、企業にも利益がもたらされ、持続可能なビジネスモデルとして注目されています。
3. 地域連携の強化
2023年3月に北海道・富良野市と提携後、規格外品のチーズケーキを通常価格より安価で販売することによって廃棄を防ぐ取り組みを進めています。このような地域密着型のビジネスが、持続可能な地域経済にも寄与しています。
カウシェの今後の展望
2020年9月にサービスを開始したカウシェは、累計400万ダウンロードを突破しています。主に30〜50代の女性利用者を中心に、今後も「楽しさ」を中心にした仕組みを拡充させ、より多くの生活者が気軽に食品ロス削減に参加できる環境を整えていく考えです。
お買い物アプリ「カウシェ」の魅力
カウシェは、「誰かと一緒に」をテーマに掲げるお買い物アプリ。友人や家族、SNSを通じてコミュニケーションを取りながら、購入を楽しむことができます。アプリを使用することで、ユーザーはお得な商品を手に入れ、同時に地域の食品ロス削減にも貢献することができます。
まとめ
今後も、カウシェは「楽しさ」を核に、その取り組みを拡大し、持続可能な社会の実現に寄与していくことでしょう。これからの活動が期待されます。