里山の新拠点
2026-07-01 19:04:43

里山の暮らしを未来に繋ぐ新たな拠点、椎葉村での食と体験の場

里山の暮らしを未来に繋ぐ新たな拠点



宮崎県の椎葉村は、日本三大秘境の一つとして、美しい自然と豊かな文化が息づいています。ここには、古くから受け継がれてきた焼畑農法や狩猟文化、そして山菜や椎茸など、自然の恵みに感謝しながら暮らす人々の姿があります。この村で、私たちは新たな拠点を作り、食や経験を通じてその魅力を再発見し、未来に繋いでいくプロジェクトを進めています。

食と交流の拠点「のさり」・「Nava」の開業



2026年7月、椎葉村にはレストラン「のさり」とスナック「Nava」が順次オープンします。「のさり」では、鹿や猪などのジビエ、エノハ、椎茸、山菜、地元の野菜を使った料理を楽しむことができるほか、地域の食文化を体験し、深く理解する機会が提供されます。「Nava」は椎葉の方言で「椎茸」を意味し、村の方々や移住者、観光客が気軽に集える交流の場となります。

今秋には、滞在施設「里山游巣」もオープン予定です。この宿泊施設では、椎葉村の自然や文化との触れ合いを通じて、自らの生き方を見つめ直すことができるように設計されています。四季折々の景色や地域の人々との交流を大切にし、里山の豊かな暮らしに触れ合う貴重な時間を提供します。

椎葉村の価値を未来へ繋ぐ



このプロジェクトは、椎葉村の観光振興計画の中で生まれました。地域の人々と対話する中で、焼畑や狩猟文化、食文化など、自然と共存するための知恵が特に重要であるとの意見が多く寄せられました。株式会社さとゆめが計画策定に参加し、これに賛同する地元の建築士・狩猟者である尾前一日出氏が中心となって、地域の価値観を未来に繋げる活動を開始しました。

彼は「森を駆け回り、自然の中で学びながら成長する場を次世代に残したい」と考えており、その想いが「森林の遊園地」という構想へと結実しています。この考え方に基づき、地域全体で自然を尊重しながら、豊かな知恵を次世代へ引き継ぐことが重要です。

自然との向き合い方、「のさり」



椎葉村に根付く「のさり」という言葉には、自然から授かる恵みに感謝し、人間が恵みを得るために努力を惜しまないという意味が込められています。この精神は特に狩猟文化に強く表れており、猟師たちは山の神への感謝を忘れず、自然のルールに従った生き方をしています。猟師たちが感じる「授かった」という気持ちには、自然との調和や感謝の精神が息づいています。

私たちは、食べること、体験すること、人との出会いを通じて、自然との付き合い方や里山の暮らしの新たな形を見つけてもらいたいと考えています。私たちの使命は、この土地で育った食材や文化、精神を伝え、持続可能な未来へと導くことです。

今後の展望



私たちの理念は「里山の暮らしを未来へつなぐ」ことです。特に焼畑や狩猟の知恵は、地元の60代以上の世代に多く残っており、将来消えゆく可能性もあります。私たちは、こうした文化や知識を人々と共に学び、再発見し、次世代に引き継ぐための努力を続けていきます。

そのためには、観光ツアーや食の体験、滞在プログラムなど多様な形で利活用し、地域の人々と外部の来訪者との交流を深め、新しい価値観の創出を目指します。椎葉村での体験を通じて、人と自然との関わり、それがもたらす豊かさを見つめ直す機会を提供していく所存です。

このプロジェクトが具体化することで、椎葉村の魅力がより多くの人に伝わり、未来への架け橋となることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社尾前の環
住所
宮崎県東臼杵郡椎葉村大字不土野357
電話番号

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