群馬県高崎で開催の地域創造フォーラム、次世代人材の育成に迫る
高崎商科大学は、地域社会のニーズに応える形で、人材教育に力を入れ、新たな試みとして「地域創造フォーラム」を開催します。このフォーラムでは、地域の高校生や大学生が参加し、未来を担う人材をどう育てるかを考える貴重な機会が提供されます。
フォーラムの概要
2025年3月8日(土)に予定されているこのフォーラムは、群馬県高崎市にある高崎商科大学の4号館SKY 433教室にて、午後1時から5時までの間に行われます。全てのプログラムは無料で参加可能ですが、人数に制限があるため、事前の申し込みが必要です。フォーラムは3つのセクションで構成され、参加者はそれぞれのテーマについて深く考える機会を得ることができます。
第1部:基調講演
最初のセクションでは、特定非営利活動法人Design Net-works Association(DNA)の代表、沼田翔二朗氏による基調講演が行われます。テーマは「答えのない課題に対して、イノベーションを起こせる人材をどう育成していくか」で、群馬県の10代35,000人との出会いを通じて見えてきたことを発表します。この講演は、今後の人材育成における視点を提供し、参加者に多くの示唆を与えることでしょう。
第2部:探究学習発表
続いて、群馬県内の高等学校から選抜された生徒たちによる探究学習の発表が行われます。発表されるのは、群馬県立高崎高等学校、吉井高等学校、藤岡中央高等学校、高崎商科大学附属高等学校の生徒たちです。彼らの探究心から生まれた成果物を聞くことで、同年代の視点や発想を刺激されることが期待されます。
第3部:トークセッション
最後に、地域密着型の大学としての可能性について議論するトークセッションが設けられます。このセッションでは、参加者と連携事業に関する様々な意見を交わします。登壇者には、グローリーハイグレイス有限会社の代表、相京恵氏や、群馬県立高崎高等学校の教諭である飯野道彦氏など、多岐にわたった背景を持つ専門家が揃います。
高崎商科大学の取り組み
高崎商科大学は、COC採択後、上信電鉄沿線の自治体や企業、住民と連携し、観光まちづくりや教育・研究を通じての社会貢献に注力しています。また、4月には新しく社会連携センター(xTUC)を設立し、地域、企業、高校間の連携活動を強化しています。
これにより、地域や企業、高校との接点を持ちながら、今後も革新を追求した人材育成に貢献する姿勢を示しています。
寄付や参加申し込みは公式ウェブサイトから可能で、地域の未来を担う人材を育成するための最前線が、ここ高崎に広がっています。関心のある方はぜひ、参加検討してみてはいかがでしょうか。