ルートインホテルズが新たに導入したEV充電器予約システム
ルートインホテルズは、246の宿泊施設においてEV充電器の手配予約システム「talkappi INQUIRY」を導入しました。このシステムにより、EV充電器の利用が事前に予約可能となり、宿泊客の利便性が向上するとともに、ホテルスタッフの業務効率も高まることが期待されています。
導入の背景と目的
ルートインホテルズでは、エネルギーや資源の有効活用を目的とした「エコ推進プロジェクト」の一環として、2015年からEV充電器の設置を進めてきました。しかし、設置台数が限られていることから、利用希望のある宿泊客が充電することができない状況が発生していました。このニーズに応えるため、「talkappi INQUIRY」システムが導入され、事前に充電スケジュールを組み立てられるようになったのです。
具体的には、宿泊前に充電予約を行うことで、充電器の利用が効率的に管理され、ホテル側も電話応対やフロントでの案内といった業務負担を軽減することができます。
talkappi INQUIRYとは?
「talkappi INQUIRY」は、宿泊施設に特化した多機能予約管理システムです。特徴として、在庫管理やオンライン決済、予約変更・キャンセルの自動対応、多言語対応などが挙げられます。このシステムは、すでに全国で400以上の宿泊施設や観光地に導入され、様々なシーンでの活用が進められています。
利用シーンとしては、貸切風呂の予約、送迎バスの管理、記念日オプションの事前手配、そして忘れ物の自動受付などが含まれます。この多様な機能は、顧客満足度をさらに高める要因となっています。
導入後の反響
ルートインジャパン株式会社の運営管理部からは、「EV充電器を設置することで、宿泊中に充電できる環境を提供できるのは、EVユーザーにとって大きな魅力です。ただし、これまでは予約が先着順だったため、遠方から来るお客様が利用できないケースもありました。しかし、talkappi INQUIRYの導入によって、より安心して宿泊していただけるようになりました」とのコメントも寄せられています。
今後の展望
ルートインホテルズでは、EV充電器の予約制導入を皮切りに、今後もゲストの満足度を向上させるための多様な取り組みが検討されています。具体例として、忘れ物受付の自動化や、EV充電器と駐車場の一体型予約管理などが挙げられます。
このように、今後も最新の技術を駆使し、宿泊業界の課題解決に努めていくルートインジャパン。宿泊客に優しいホテルづくりに期待が高まります。
会社概要
株式会社アクティバリューズ
所在地:東京都渋谷区代々木1-30-14
設立:2016年6月17日
代表取締役社長:陳 適
資本金:4億9,645万円
公式サイト:
activalues.com
アクティバリューズは「テクノロジーで旅の感動と観光の未来を創る」という理念のもと、宿泊施設向けの多様なソリューションを提供しています。今後も拡張とサポートに注力し、業界の課題解決へ貢献していく予定です。