投資信託の新指数、「ひふみクロスオーバーpro」が500億円を達成
レオス・キャピタルワークス株式会社が運用する投資信託「ひふみクロスオーバーpro」が、純資産総額500億円を超えたというニュースが舞い込みました。これは、未上場企業と上場企業両方に投資する新しい形のクロスオーバー投資信託で、2024年9月から運用が開始されています。この投資信託は、主に新規株式公開(IPO)が見込まれる未上場企業に投資し、上場後も株式を保持するという特徴を持っています。
投資信託の目的と特色
「ひふみクロスオーバーpro」は、NISAを活用して未上場株と上場株の両方に投資できるという重要な利点があります。この仕組みは、従来は限られた投資家にしか提供されていなかった未上場投資の機会を一般の個人にも提供するものです。
従来、日本のスタートアップは上場前に資金調達が難しいという課題があり、上場後も長期的な視点を持つ株主が減少する問題があります。このような構造的な課題に対し、「ひふみクロスオーバーpro」は初期段階から成熟段階にかけての一貫した支援を目指しています。投資信託の運営が開始されて1年半で500億円を達成したことで、多くの投資家からの信頼が寄せられました。
初の未上場企業が上場
また、「ひふみクロスオーバーpro」が投資する未上場企業の一つ、イノバセル株式会社が2026年2月24日に東京証券取引所グロース市場に上場したことも特筆すべきポイントです。この企業は便失禁や尿失禁疾患に対する再生医療製品の開発・製造を行っており、今回の上場が「ひふみクロスオーバーpro」にとって初の未上場投資先の上場事例となりました。
保有銘柄と運用の透明性
この投資信託は、月次運用レポートを通じて、保有銘柄の推移や基準価額を開示しています。2026年4月14日時点での基準価額は13,711円に達し、投資家にとって安心して投資を行うための透明性を提供しています。監視や評価の手法も洗練されており、継続的に詳細な運用状況が報告されています。
レオス・キャピタルワークスの理念
レオス・キャピタルワークスは「資本市場を通じて社会に貢献する」というミッションのもと、2003年に設立されました。長期的な資産形成を支援するために、守りながらも資産を増やす運用スタイルを提供しています。特に、国内外の企業年金基金や機関投資家向けの資産運用サービスにも力を入れています。
最新の販売会社情報や運用レポートは公式サイトから確認でき、投資信託に関するリスクや手数料についても詳細に説明されています。
結論
「ひふみクロスオーバーpro」が500億円を突破したことは、未上場投資の民主化が進んでいることを示す象徴的な出来事です。一般の投資家もスタートアップ企業に早い段階から関わることができる新しい投資の形が、これからの日本の投資市場にとって重要な意義を持つでしょう。今後もこの投資信託の進展に注目が集まります。