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新サービス『D2D』がもたらす新たな貿易の風

エフシースタンダードロジックス株式会社が発表した新しい物流サービス『D2D』が、貿易業界に革新をもたらしています。このサービスは、中国から日本への海上輸入手続きを簡素化し、最大70％の時間短縮を実現するという画期的なものです。急速に進化する国際貿易の環境に柔軟に対応し、利用者のニーズに応えるべく設計された『D2D』は、安定した海上輸送と日本国内での通関、配送を一元化し、精度の高い輸入が可能になります。

D2Dの魅力と利点

創業から20年の実績を基に、2020年に始めたオンラインサービス『海上速達便』のノウハウがこのD2Dに活かされています。当社は、中国から大阪・神戸への輸送を担い、倉庫作業や通関業務、国内配送を統一的に提供しています。このシンプルさと明確さが多くの顧客から支持され、事業が拡大している要因となっています。また、D2Dでは、オンラインシステム『D2D MEMBERS』を導入し、ユーザーに便利なデジタル環境を提供しています。

D2D MEMBERSでは、予約やトラッキング、通関依頼などがオンラインで完結でき、従来の業務プロセスに比べて時間と労力を70％減少させることが可能です。これにより、紙書類の紛失リスクや電話連絡の煩わしさを解消し、更に情報の透明性が向上します。

デジタル時代の物流

D2Dはデジタルトランスフォーメーション（DX）の一環として、情報のシェアを促進しています。これにより、顧客と輸送業者との情報交換が円滑になり、問い合わせや確認のための多重な連絡が不要になります。従来のFAXや書類管理からの脱却、ペーパーレス化が進む中、業務の効率化は不可欠です。

シェアリングエコノミーがもたらす新たな価値

D2Dは、「シェリングエコノミーロジスティクス」という新たな概念のもと、スペース、情報、業務のシェアを目指しています。これにより、海上コンテナのスペースは他の荷物と共有され、日本国内のトラック輸送のトラックスペースも最適化されます。このアプローチはコスト削減や効率化を実現し、すべてのステークホルダーにメリットをもたらします。

さらに、社内におけるリアルタイムの情報共有により、業務の迅速化と透明性が向上します。利用者はストレスフリーにサービスを享受できるようになり、信頼性の高い輸入貿易サービスが提供されます。

エフシースタンダードロジックスのビジョン

代表取締役の田井泰志は、「国際物流の簡素化、生産性向上、価値向上が求められている」と述べており、その声を受けてD2Dは進化を続けているとしています。『D2D』は、安価で安定し、安心できるサービスを提供することで、国際物流の品質向上を目指しています。また、SDGs活動を通じた社会貢献も企業理念の一部として掲げています。

今後も『D2D』は、最新技術を駆使し、顧客のニーズに応えたサービスの進化を続けていくことでしょう。新たな貿易の扉が開かれる中、私たちはその可能性と利便性を体験しています。

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