キャリーオンが展開する新ブランド「kinico(キニコ)」
株式会社キャリーオンは、2018年10月に行った「キッズインナーに関する意識調査」の結果を基に、子供下着のプライベートブランド「kinico(キニコ)」を立ち上げることを発表しました。調査では、半数以上の母親が購入先に大手アパレルチェーンを選び、その理由として「安さ」や「品質が良い」といった要素が挙げられました。特に、子供肌に触れる用品のため、実際の素材や肌触りを重視する傾向が浮き彫りになりました。
新ブランド「kinico」は、徹底した市場調査と実際の母親たちへのインタビューをもとに開発されました。商品は、Tシャツタイプとロンパースタイプの2種類を展開し、リーズナブルな価格設定(Tシャツ2枚セット690円、ロンパース2枚セット990円)となっています。また、送料はキャリーオンが負担し、消費者に優しいサービスを提供しています。
こだわりの品質とデザイン
「kinico」は、従来の下着とは異なるデザイン性を追求しました。以下に主な特徴を示します。
1. 濃い色のラインナップ
母親たちの意見から、「汚れが目立たない黒など濃い色のインナーが欲しい」という要望に応え、黒やグレー、ラベンダーなど、インナーとしても安心して着用できる色を取り入れました。
2. ネームタグのこだわり
洗濯ネームは縫い目の内側に配置し、チクチク感を軽減。お名前記入欄を設けることで保育園に通う際にも便利です。また、外側にはサイズ表記をした飾りタグをつけており、洗濯ネームを取り去ってもサイズを確認できます。
3. 丈夫さと着やすさ
デザインには丈夫さを重視し、襟ぐりにはスパンフライスを使用。さらに、ロンパースには肩ボタンを外すことで着せる手間を軽減し、股部分も補強しました。
4. 子供には最適な素材
全ての製品に綿100%素材を使用し、通気性や吸湿性にも優れています。特にロンパースは赤ちゃんの動きに合わせた特殊設計が施されており、快適さを追求しています。
D2C方式での展開
「kinico」の商品は、従来の卸・小売りを介さないD2C販売方式で提供されます。この方式では、消費者のフィードバックを直接反映させることが可能です。また、特設サイトでは商品の開発背景や製造過程に関する情報を提供し、消費者が安心して購入できるよう配慮されています。
限定販売も実施
「kinico」は、一部店舗において期間限定で販売されることも発表しました。キャリーオンの「お台場ヴィーナスフォート店」と「ららぽーと立川立飛店」で、それぞれ指定された期間に実施される特別販売です。
さらなる成長を目指して
キャリーオンは、新ブランド「kinico」の初期販売計画として5万着の販売を見込んでおり、2020年3月までに利用者を10万人に達することを目指しています。今後も、母親の声を大切にしながら、より良い商品を提供し続けることでしょう。
公式サイト: kinico
「キャリーオン」は、子供服を必要とする家族に対し、サステナブルな新しい形のサービスも展開しており、今後の成長が期待されます。