株式会社LIFE-D、金融教育事業を開始
東京都千代田区に本社を置く株式会社LIFE-Dは、近年の経済環境の変化を受け、金融教育事業を開始することを発表しました。代表取締役の日向絵理香氏は、資産運用を日本文化として根付かせるべく、従業員の金融リテラシー向上に取り組むとしています。
金融教育の重要性
日本ではインフレの影響が広がりつつあり、企業や従業員の資産形成能力がこれまで以上に重要視される時代となっています。LIFE-Dが提案する「社内金融教育」は、企業が従業員の資産形成をサポートする新しい仕組みです。このプログラムには初級と中級の講座があり、継続的なサポートも計画されています。
「お金の使い道」や「お金の置き場所」によって、個々の資産形成力が左右されることを踏まえ、従業員エンゲージメントの向上が企業経営においての新たな課題となっています。調査によると、金融教育を受講することで、従業員の勤務先に対する信頼感や貢献欲求が高まることが明らかになっています。その結果、従業員の出世意欲も高まるというデータがあります。
日米の金融資産ギャップ
この20年間で、アメリカの国民金融資産は3.4倍に増加しましたが、日本は1.4倍にとどまっています。これは、日本が金融の力を十分に活用できていない現れです。LIFE-Dはこの問題に対処するため、日本の国民金融資産の底上げに貢献することを目指しています。
「特に、給与を受け取っている従業員が金融教育を通じて豊かになり、ひいては国民金融資産の向上につながると信じています。こうした活動を通じて、日本経済が強くなることを願っています」と日向氏は語ります。
日本経済への寄与
LIFE-Dの金融教育事業は、年間で10社程度の企業を対象に、2025年1月よりスタートする予定です。ここ最近では、新NISAなどの制度が整備されてきており、国民が資産運用を行いやすい環境が整いつつあります。
「情報が氾濫する現代だからこそ、正しい投資や資産運用の知識を広めることが必要です。そのためにも、私たちは引き続き金融教育事業を展開してまいります」と日向氏は力強く締めくくりました。
会社概要
株式会社LIFE-Dは、2017年2月に設立され、現在東京都千代田区麹町に事務所を構えています。資産運用の普及を通じて、企業の社会的責任を果たす取り組みを進めています。公式サイトでは、各種サービスやイベント情報が紹介されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
公式サイト:
株式会社LIFE-D