Honda新CM『MOVE篇』
2024-01-29 05:00:01
Hondaが描く「夢の力」の未来―新CM『MOVE篇』公開の意義
Hondaが描く「夢の力」の未来と新CM『MOVE篇』
Hondaは新たにグローバルブランドのスローガンを改訂し、「The Power of Dreams How we move you.」というメッセージを掲げました。このスローガンは、2001年以来のもので、23年ぶりに再定義されました。日本語訳である「夢の力で、あなたを動かす」という言葉には、Hondaがひとり一人の夢を実現させる力があるとともに、その夢が周囲の心にも影響を与えるという思いが込められています。
新CM「MOVE篇」の内容
今回公開されたTVCM「MOVE篇」は、Hondaが掲げるスローガンを広く発信することを目的に制作されました。現代社会が大きな変革を迎えている中、Hondaが「存在を期待される企業」であるためには、どのように存在し、何を提供していくのかを描いています。
CMでは、14人の異なる人物が登場し、様々な場所で動いている姿が映し出されます。特筆すべきは、実際の乗り物が画面から消えている点です。モビリティの具体的な形を映すことなく、人々の表情や感情、象徴的な動きを強調しています。これにより、夢や希望の力、さらには人の可能性が広がっていく様が表現され、観る者に強いメッセージを送ります。このアプローチは、Hondaが目指す未来のビジョンを象徴しています。
CM楽曲に込められた想い
TVCMのバックグラウンドミュージックには、1998年に放送された人気アニメ「カウボーイビバップ」の最終話ED曲「Blue」が用いられています。この楽曲は、音楽プロデューサーの菅野よう子が25年ぶりにプロデュースした新バージョンです。今回、歌唱を担当したのは、米国在住の新人アーティストMayaです。Mayaは、SNSでの注目を集めた実力派で、その歌声がCMの世界観にぴったり合致し、起用されることになりました。
菅野よう子は、Mayaの音楽性がHondaのスローガンと響き合うことを嬉しく思っています。Mayaも「これは夢のような経験だった」と語り、自身の声がHondaのCMで用いられることに感激を表しています。
特設サイトの開設と夢の原動力
新たに開設される特設サイト「The Power of Dreams」では、CM撮影の裏側やMayaのインタビューなど、様々なコンテンツが紹介されます。このサイトでは、Hondaの社員やF1ドライバーたちとともに、夢を原動力にした活動が展開される予定です。また、Hondaが支援するオラクル・レッドブル・レーシングのドライバーたちのインタビューも随時更新されます。
このように、Hondaの新CM「MOVE篇」は、ただの広告以上の意味を持っています。ブランドが人々の夢と希望をどう支えていくか、その姿勢を映し出し、観る者に深い印象を与えています。未来に向けたHondaの挑戦は始まったばかりです。
会社情報
- 会社名
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本田技研工業株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山2-1-1
- 電話番号
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