雨の日だけの特別な体験 - 雲ノ下レーベル
2025年、梅雨の時期に合わせて公開される新しいスマートフォン向けWEBアプリ「雲ノ下レーベル」は、雨天時にだけアクセス可能なユニークなプラットフォームです。このアプリは、ユーザーの現在地に雨雲がかかっている場合のみ作品を表示し、変わる天気とその時の感情をつなぐ新しい体験を提供します。
雲ノ下レーベルの特徴
「雲ノ下レーベル」は、ユーザーの位置情報と気象情報を組み合わせ、リアルタイムで天気を確認した後、雨の日にだけ開くことができる仕組みです。晴れや曇りの日には作品が表示されず、その代わりにAIが生成した詩的な言葉が画面に現れることで、気候と感情をつなぐ絶妙な演出が施されています。
気象APIとの連携
このアプリでは、気象APIを用いてユーザーの現在地に合わせた天気情報を自動で取得します。例えば、千代田区で曇りの夕方の場合、画面には「電気街の夕空は、まだ言葉にならない気持ちが浮かんでいる。」といった一文が表示され、訪れるユーザーの感情に寄り添います。
雨にまつわるレーベルコンテンツ
雨の日にだけ楽しめる特別ページでは、オリジナルの音楽やショートストーリーが展開されます。「Academimic」というクリエイティブレーベルに所属するアーティストたちが、雨をテーマにした楽曲を制作し、第一作目はボカロPのkoheによる「あるとすれば」です。降る雨の中で、何を大切にしたいのかを考えさせるメッセージが込められています。
今後の展開
「雲ノ下レーベル」は、実店舗との連動も視野に入れ、雨の日限定のコンテンツを展開する計画があります。例えば、天候に応じて店頭で限定コンテンツが解放されたり、雨の日にだけ流れる店内音楽やポップアップストーリーが配信される仕組みです。また、地域ごとに異なる限定作品の配信や、遠くの地域で同時に降る雨を共有する体験、個人の記憶と感情に基づいたパーソナルプレイリストの提供など、気象データを活用した新たなメディア体験の構想も進んでいます。
導入を希望する店舗・施設の方へ
本プロジェクトでは、気象データを活用した雨の日限定コンテンツを通じて、来店動機の創出や顧客体験の向上を図ることを目指しています。カフェや書店、商業施設、ギャラリー、地域イベントなど、雨天時に集客施策を講じたい店舗・施設様との連携が可能です。興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
アーティスト募集
「雲ノ下レーベル」では、雨というテーマで作品を制作したいアーティストを常に募集中です。天気に関する記憶や雨にまつわる感情を、共にかたちにしたい方々からの応募をお待ちしております。
Visionary Labについて
「雲ノ下レーベル」を生み出したVisionary Labは、「空想に輪郭を。」をテーマに、新しい体験を研究開発する組織です。リサーチャーやエンジニア、アーティストと連携しながら、来るべき未来の生活を体験化する取り組みを進めています。
皆さんも、生まれたばかりの「雲ノ下レーベル」を通じて、特別な雨の日の体験を楽しんでみませんか?
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