鳥羽商船高専、シリコンバレーでのチャレンジと成功の物語
三重県鳥羽市にある
鳥羽商船高等専門学校は、先日、情報機械システム工学科の4年生が米国カリフォルニア州
シリコンバレーで実施された起業家育成プログラムに参加し、さらに
起業家甲子園に出場したことを報告しました。
シリコンバレーブートキャンプへの参加
令和8年2月17日から22日まで、学生は国立研究開発法人である
NICT(情報通信研究機構)の主催により開催された「シリコンバレーブートキャンプ」に参加しました。このプログラムは、シリコンバレーの起業家文化と最新の技術に触れ、学生たちの起業家精神を育成することを目的としています。現地では、現役の起業家たちの講演やスタートアップピッチ演習、企業見学が行われ、実践的な学びの機会が提供されました。
参加した学生は、出発前から意気込んでおり、「最先端の技術やスタートアップの文化に触れることで、挑戦することの意義を再認識し、モチベーションを高めた」と話しています。シリコンバレーという地での経験は、学生の成長に大いに貢献したようです。
起業家甲子園での発表と受賞
その後、学生たちは令和8年3月10日に東京で開催された「起業家甲子園」において、独自に開発した持続可能なシラス漁を支援するアプリ「しらせーる」を基にしたビジネスアイデアを発表しました。このプロジェクトは
ezaki-labというチーム名で運営され、指導教員は江崎修央教授です。
この甲子園では、学生たちが発表したアイデアに対し、様々な企業が賞を提供し、ezaki-labは4つの特別賞、具体的には「スカイライト賞」、「M’s Salon賞」、「理研R-CCS賞」、「AgVenture Lab賞」を受賞するという素晴らしい成果を上げました。
学生の声
参加した学生は、自らの経験を振り返り、「実践的なプログラムや投資家の視点から多くを学び、自身の事業を客観的に見直すことができた。これらの経験を元に、さらに事業実現に向けて努力していきたい」と語りました。彼らの成長への想いが、今後の活動にどのように結びつくのか注目です。
鳥羽商船高専の役割
鳥羽商船高専は、日本で最も歴史のある商船系高等専門学校です。船員を育成する商船学科と、エンジニアを育成する情報機械システム工学科の二つが設置され、地域社会から世界に向けて広く貢献できる技術者の育成に努めています。今後も実践的なプログラムを通じて学生の挑戦を支援し、起業家精神の育成にさらなる力を注いでいくという姿勢で臨んでいます。
このような実績を背景に、今後も鳥羽商船高等専門学校の活動に大いに期待が寄せられています。