アソビュー、The Kidsを完全子会社化し新たな挑戦
2026年3月31日、アソビュー株式会社は全国に65店舗を展開する全天候型キッズパーク「The Kids」を完全子会社化したことを発表しました。この動きは、メディアやSaaS(Software as a Service)と実店舗を統合し、レジャー産業の新たな事業再生モデルの構築を目指すものです。
業界の課題とアソビューの思い
現在、レジャー業界は深刻な人手不足や後継者不在による廃業危機といった問題に直面しています。アソビューは創業から、レジャーの本質的価値を追求することを目標にしてきました。これまではデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を行ってきましたが、これをThe Kidsの実店舗に直接適用することで、持続可能な経営ソリューションの確立に挑む姿勢を見せています。
IT主導の垂直統合により進化する経営モデル
アソビューは、予約、着券、在庫管理のデジタル化を実現する「ウラカタ」を導入し、現場スタッフを事務作業から解放します。これにより、少人数のチームでも高いサービスレベルを保持できる運営モデルを構築し、結果として生産性向上が期待されます。
また、「アソビュー!」の会員データを利用して、地域特性に応じた効果的な集客を行い、平日の稼働率向上と収益安定化を目指します。さらに、創業者の田口喜啓氏が築き上げた経営基盤をリスペクトしつつ、属人的な運営からシステム化された運営へと移行することで、人材のスムーズな引き継ぎを可能にします。
代表者の思い
アソビューの代表取締役、山野智久氏は、「実店舗の運営は我々の重要な戦略であり、The Kidsをグループに加えることで、単なるM&A以上の意味がある」と述べています。集客プラットフォームや業務支援SaaS、実店舗運営を一体化し、体験価値の向上と生産性の改善を図り、持続的な成長を実現することが目標です。
一方、The Kidsの代表取締役、田口喜啓氏は、「子供が安心して遊べる場を提供し続けるため、アソビューのテクノロジーとデータの力を取り入れることで、事業の安定性を高めていく」と語ります。
今後の展望
アソビューはこの新しいモデルを基に、全国の魅力ある施設がテクノロジーを活用して次世代へ引き継がれるインフラ、いわばレジャー経営OSの構築を目指すとしています。今後の展開に注目が集まります。
概要
- - 企業名: 株式会社The Kids
- - 代表者: 田口喜啓
- - 所在地: 大阪府大阪市生野区生野西4-1-38-102
- - 事業内容: 室内遊園地事業
- - 株式譲受契約の締結日: 2026年3月31日
- - 株式譲受予定日: 2026年4月15日
- - 株式譲受価格: 30億円
アソビュー株式会社について
アソビューは「生きるに、遊びを」をミッションに掲げ、遊びが人生を豊かにするものであると信じています。休日の便利な遊びの予約サービスや体験ギフトを提供し、さまざまなレジャーの機会を提供しています。公式サイトは
こちら。