Webクリエイター育成イベント、鳥取県で開催
鳥取県で、地域のWebクリエイターを育成し、活性化を目指すイベントが開催されます。この取り組みは、東京のWeb制作会社『サービシンク』の代表である名村氏が、2015年に優れたWebディレクターを育成するために始めた「Webディレクター養成講座」が起点となっています。名村氏は、10日間にわたり、計80時間のカリキュラムを提供し、その後、受講者たちが「山陰プロデューサー・ディレクター研究会」を設立しました。この活動を通じて、鳥取県内でのWebクリエイターの交流基盤が誕生し、以降、年に1〜2回の頻度でイベントが実施されています。
2023年からは、サービシンクのスタッフもこのイベントに参加し、地域全体のWebクリエイター同士の交流をさらに進めることが決まりました。過去には「鳥取市・米子市横断セミナー・イベント」として、広域的な交流を促す取り組みも行っております。
地方ならではの特性を活かしたイベント
都市圏とは異なり、地方ではWeb制作の業務が中心となりがちです。そこで、2016年からは「プレゼンテーション技術の向上」を重視し、「地方でも受注可能なクリエイター育成」を目指してイベントを構築しています。
今回のイベントでは、皆が「鳥取版TED」を目指し、与えられたテーマに基づいて10数名がプレゼンテーションを行う形式をとります。参加者は「駄菓子」や「カップ麺」に続き、今回のお題である「コンビニドリンク」について、限られた5分間でいかに魅力的にプレゼンテーションするかを競い合います。
名村氏は22年のWeb制作経験を持ち、プレゼンテーションに関するフィードバックを行い、参加者全員が真剣に取り組む環境を作り出しています。これにより、彼らは実践的なスキルを磨き、個々の成長を促すことができます。
懇親イベントや特別セミナーも
今回のセミナー・イベントは、懇親会としてのバーベキューや弓道体験などのアクティビティも準備しています。また、名村氏が全国各地で実施している「タスク管理術」についてのセミナーもフューチャーされ、参加者は多彩な体験ができる機会となります。
隼labの紹介
この取り組みの場所は、2017年にリノーベーションされた廃校を利用した「隼lab」です。公民連携のもと、八頭町に位置するこのコワーキングスペースは、シェアオフィスやコミュニティスペースを備えた多機能な施設であり、セミナールームも完備されています。地域住民の交流の場として、また創造的なビジネスの拡大に寄与するためのスペースとして大いに活用されています。
会社の概要
このイベントを主催する『株式会社サービシンク』は、Webインテグレーションやシステムインテグレーション、ブランド構築といった多岐にわたる事業を展開しています。企業サイトやコンサルティングについての情報は、以下のリンクでチェックできます。
- - 会社HP: サービシンク
- - 所在地: 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル6F
このイベントを通じて、鳥取県のWebクリエイターたちが強力なネットワークを構築し、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。地域活性化の一環として、是非、多くの方々にご参加いただきたいです。