近年、特に新型コロナウイルスの影響により、全国の教育機関が厳しい状況に直面しています。その中で運営されている「東京サドベリースクール」も例外ではなく、2020年には生徒数の減少や卒業による影響を受け、さらに2021年には老朽化した校舎の立ち退きを余儀なくされました。
そのため、当校は生徒たちが安心して学べる環境を維持するために、校舎の移転を決定し、物件を探し始めました。生徒たちと共に様々な物件を見つけては断られていく中で、新しい校舎の確保に漕ぎ着けました。この新たな場所で生徒たちが学び始めることができ、ホッとしていますが、移転には多くの費用が必要になりました。
東京サドベリースクールは、教育の自由と社会性を重視し、6歳から18歳までの子どもたちが本当の自由を体験できる場を提供しています。しかし、新型コロナの影響や引っ越しの困難により、入学者数は減少し経営が厳しい状況に陥っています。このような中、運営側は生徒たちが安心して通い続けられる環境を提供するため、クラウドファンディングを立ち上げました。
【クラウドファンディングの詳細】
- - プロジェクト名: 6~18歳で本物の自由と社会性を経験できる学校!東京サドベリースクールを続けたい
- - 実施期間: 2022年6月20日(月)~2022年8月10日(水)
- - 目標金額: 5,000,000円
- - 受付窓口: クラウドファンディングサイト「GoodMorning」
- - お礼(リターン): 多様なリターンを準備し、支援者の皆様に感謝の気持ちを伝えます。
この取り組みの責任者である杉山まさる代表理事は、「子どもたちの個性を最大限に尊重できる教育を提供したい」と熱い思いを語ります。サドベリー教育は、子どもたちに自由を与え、自分自身の選択で成長できる環境を提供します。その一方で、社会性や責任感を育むことも大切だと考えています。
さらに、卒業生たちからはサドベリー教育を体験したことが、自分の道を見つける上で大きな支えになったとの声が寄せられています。彼らは、自由な環境の中で自分自身を見つけ、成長していったのです。
保護者からも、サドベリーでの経験が子どもたちを自立した大人に育てる手助けになったと高く評価されています。温かい大人たちと共に過ごす時間は、子どもにとって大切な宝物であり、学校の存続を願う声が多く寄せられています。
また、早稲田大学名誉教授の喜多明人さんなどからも、サドベリー式学びの独自性や子どもたちの自由に対する賛同が寄せられています。子どもたちが自ら考え、行動する力を育てる教育環境の重要性が強調されています。
このクラウドファンディングで得られる支援は、生徒たちが毎日過ごす校舎の維持費や教育環境の改善に充てられます。東京の子どもたちのために、サドベリースクールが今後も運営され続けるための応援をお願い申し上げます。全ての子どもの権利と自由が認められる社会を目指して、教室の外でも可能性を広げていく取り組みを続けます。
この取り組みに興味を持ち、応援したい方は、ぜひこちらのリンクから詳細をご覧ください。