世界体操が北九州で開幕！「でんぐり返しのその先に！」プロジェクトの魅力を探る

世界体操が北九州で開幕！

2021年10月18日から、福岡県北九州市で「2021世界体操・新体操選手権」が開催されます。この大会は、日本代表の内村航平選手をはじめとする世界のトップアスリートが集結し、刺激的な演技が展開される貴重な機会です。

「でんぐり返しのその先に！」プロジェクトとは？

「でんぐり返しのその先に！」プロジェクトは、体操と世の中の距離を縮め、体操の新しい魅力を広めるために、テレビ朝日と雑誌「VERY」が共同で立ち上げた取り組みです。プロジェクトの目的は、子育て中の家族に体操の楽しさを届け、新しい価値を提供することです。

このイベントには、編集長の今尾朝子さん、メインキャスターの松岡修造さん、元日本代表の田中理恵さんが参加し、体操の魅力を語り合いました。特に田中さんは「体操は技術だけでなく、芸術性や表情も重要です」と述べ、視覚的な楽しみも強調しました。

史上初の体操と新体操の同時開催

今回の大会は、体操と新体操が同時に行われる史上初のケースです。2011年の東京大会以来10年ぶりの体操世界選手権と、12年ぶりの新体操世界選手権が北九州で繰り広げられることに、多くの期待が寄せられています。

参加者は、日本を含む75の国と地域から600名、また新体操では60の国から300名の選手が集結します。松岡さんは「選手たちが競い合う姿を直接応援したい」と意気込んでいます。

体操で新たな自己成長を

このプロジェクトの中で松岡さんは、「でんぐり返しをすることで見える景色が変わる、という新しい発見がある」と語り、体操が成長や自己発見に寄与することを示唆しました。また、今尾さんは「子供たちが楽しみながら練習を続けられることが大切だ」と補足しました。

スポーツ文化の創造

松岡さんは「北九州でスポーツ文化を築いていきたい」と語り、進行中のプロジェクトに多くの情熱を注いでいます。さらに彼は、大会名に「北九修造」と改名し、地域一体となって大会を成功させるために一丸となって頑張る姿勢を示しています。

体操は大人から子供まで誰でも始められるスポーツです。プロジェクトでは、テレビの前で観戦しながら、選手と共に飛んだり跳ねたりして一体感を感じることができる魅力を訴えています。田中さんは、選手それぞれの息遣いや決めポーズを観察することが、観戦の楽しみの一つであると強調しました。