東大出身の女性ピン芸人が語る日本語習得の秘訣と魅力とは？

東大生のピン芸人、いぜんさんの挑戦

現役の東京大学大学院生であり、中国出身の女性ピン芸人、いぜんさんが注目を集めています。彼女は日本に来てからたった1年で日本語を習得し、お笑い界に飛び込んでいきました。3月9日に放送された『ななにー地下ABEMA』の第63回では、彼女の独特な経歴や日本語学習の秘訣が明かされ、スタジオは大いに盛り上がりました。

お笑い芸人を志したきっかけ

いぜんさんは、日本に留学する理由として、東京大学を選んだことを明かしました。「お笑い芸人として活躍するためのビザ取得が難しく、東京大学の名前があれば何とかなるのでは」と考えたことが、彼女がこの名門大学を進学先に選んだ背景の一つです。特に、彼女は日本での自らの将来に対して真剣に考えており、番組内でもその熱意が感じられました。

また、芸人を目指した動機として、彼女は「中国では女芸人がコンビやトリオで活動することがあまりない」と述べ、テレビ番組で見た女性芸人たちの姿に大きな影響を受けたことを告白しました。特に嵐の番組を見て松潤（松本潤）さんの笑顔に感銘を受けたという話は、多くの視聴者に共感を与えました。

日本語習得のユニークな方法

一番印象的だったのは、いぜんさんの日本語習得法の独自性です。彼女は、語学学習の一般的な方法ではなく、人気番組『嵐にしやがれ』を1年間見続けることで日本語を習得したと語りました。「単語帳も持っていなかったし、単語を覚えることもしていなかった。でも、自然に日本語が身についた」といぜんさんは自信を持って述べる姿が印象的でした。これに対し、スタジオにいたキャイ〜ンの天野さんは、香取慎吾さんも同じように台本を早く覚えることについて触れ、「それは優れた言語能力を示しているのか？」と質問しました。すると、いぜんさんは「東大に行けよ！」と冗談めかして返し、笑いを誘いました。

番組の多様なゲスト

この回の『ななにー地下ABEMA』では、いぜんさんのほかにも東大出身の個性豊かなゲストたちが登場しました。競馬ライターの鈴木ユウヤさんや弁護士かつプロレスラーの竜剛馬さん、高学歴アイドルグループ『学歴の暴力』のなつぴなつさんなど、ヒューマンな側面が見られる人々の話が次々と披露され、笑いと感動の場面が数多く展開されました。特に、なつぴなつさんはアイドルになりたくて東大に入ったというユニークな経歴を明かし、視聴者を引きつけました。

まとめ

番組『ななにー地下ABEMA』の第63回では、いぜんさんが語る日本語の学びとお笑いの魅力が紹介されただけでなく、ゲスト同士のやり取りの中で、東京大学出身者の多様なキャリアの選択肢についても考えさせられました。彼女の挑戦と、彼女が日本でどのように成長しているのかを見守るのは、とても面白い体験です。次回の放送も楽しみですね！