建設PADで変革!
2018-11-19 17:29:41
建設業界を変革する!「建設PAD」がクラウドファンディングでSmart化を目指す
建設業界のデジタル化をリードする「建設PAD」
株式会社建設テックラボが、新しいBPOプラットフォーム「建設PAD」を発表し、4,000万円の調達を目指すクラウドファンディングを開始しました。このサービスは、建設業界における複雑な業務をスマート化し、生産性を向上させるために設計されています。現在の建設業界は、紙をベースにした契約書類の作成や管理、さらにアナログな手法によるやり取りが主流ですが、このプロジェクトはその慣習を打破することを目指しています。
建設PADの特徴とメリット
建設PADは、契約書や見積書、請求書といった必要書類をアプリ内で簡単に作成し、ペーパーレス化を実現します。これにより、建設会社は業務の効率を大幅に向上させることができます。また、タイムスタンプや電子署名を利用することで、印紙代を削減することも可能です。さらに、業者間の最適化マッチング機能が備わっているため、スムーズな取引が行えます。こうした機能は、特に中小企業にとっては業務負担を軽減し、競争力を高める要因となるでしょう。
建設業界の現状と課題
現在の日本における建設業の売上規模は約50兆円、建設業者は約50万社、さらに就業者数は約500万人に上ります。この業界の90%は資本金が3億円以下の中小企業であり、IT化の遅れが業務の生産性を阻む大きな要因です。特に、高齢化する事務員の問題や人材不足は、業界全体にとって深刻な課題となっています。「建設PAD」は、こうした問題を解決する手段となり得るのです。
スマートフォンでの業務処理の普及
近年のスマートフォン普及に伴い、多くの現場スタッフは空き時間にスマホを使って事務処理を行うことができるようになりました。そのため、建設業界もIT導入に対するハードルが下がりつつあります。「建設PAD」は、この流れをさらに加速させるプラットフォームです。
マネタイズとサービスの提供
建設PADのサービスは基本使用料がゼロ円で提供され、企業は有料機能やタイムスタンプの利用料、ファクタリングやマッチングによる手数料から収益を得る仕組みとなっています。これにより、中小企業も導入しやすく、サービスの普及が期待されます。
代表の青木陽氏について
株式会社建設テックラボの代表、青木陽氏は明治薬科大学を卒業後、IT系のベンチャー企業で法人営業を経験し、ITとマーケティングについて深く学びました。その後、自らの会社を立ち上げ、ヘルスケア分野でも成功を収めています。2018年に建設テックラボを設立し、建設業界のバックオフィス生産性向上に取り組んでいます。
建設PADの登場は、デジタル化が進まない建設業界に新風を吹き込む可能性があります。今後の進展に注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社建設テックラボ
- 住所
- 東京都渋谷区代々木1-58-7 303号室
- 電話番号
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