「Braze Torchie Awards 2025」受賞企業の発表とその意義

2025年3月4日、東京で開催された「Braze パートナーサミット 2025」にて、カスタマエンゲージメントプラットフォームのリーダーであるBraze株式会社が『Braze Torchie Awards 2025』の受賞企業を発表しました。本イベントは、Brazeを導入し、積極的に活用支援を行うパートナー企業の成果を称える重要な機会となっています。

アワードの目的と評価基準

このアワードは、2025年度においてBrazeの導入、活用を通じて顕著な貢献をした企業に授与されます。評価基準は多岐にわたります。具体的には、ビジネス貢献、カスタマーサクセスの共創、パートナーアセットとの連携、及びマーケティングにおける革新性が重視されます。これにより、業界全体の枠を超えた協力と進歩が期待されています。

今年は、7部門から8社が受賞しました。それぞれの企業の成果について詳しく見ていきましょう。

1. Sales of the Year - 株式会社サイバーエージェント

サイバーエージェントは、広告・メディア事業における広範なネットワークを生かし、クライアントのデータ戦略をリード。また、Brazeを活用した顧客エンゲージメントの改革を推進し、最も多くの案件を創出しました。特に市場開拓への貢献が際立っています。

2. Academy Growth of the Year - 株式会社電通デジタル

電通デジタルは、Braze Partner Certification Programにおいて、最も多くの認定資格を取得しました。その成果は顧客への提案力向上とBraze導入を推進しました。

3. Operation of the Year - 株式会社ディレクタス

ディレクタスは、Brazeのオンボーディングプログラムを通じて、多くの企業にBraze導入を支援し、国内のプロジェクトを牽引し続けています。その努力により、Brazeの利用促進に貢献しました。

4. Rising Star of the Year (1) - デロイトトーマツコンサルティング合同会社

デロイトは、アドバイザリーを駆使し、データドリブンなリアルタイムコミュニケーションの概念を普及。また、Brazeを活用したプロセスの改革に寄与しました。

5. Rising Star of the Year (2) - トランスコスモス株式会社

トランスコスモスは、高度なオペレーション支援力を活用し、クライアントの運用の定着化と高度化に貢献。Brazeの利用を効果的に推進した実績があります。

6. Transformation Partner of the Year - 株式会社Breathe

Breatheは、Brazeおよびデータブリックス・ジャパンと共に、データ分析基盤の改革とプロジェクトマネジメントを実施し、クライアント体験の革新に寄与しました。

7. Technology Partner of the Year - データブリックス・ジャパン株式会社

データブリックスは、Cloud Data Ingestionを用いてBrazeとの連携を強化し、データの一元管理を可能にしたことで、リアルタイムなカスタマーエンゲージメントの実現を支援しました。

8. Solution Partner of the Year - 株式会社博報堂

博報堂は、Brazeを活用したビジネス及びオペレーションの変革を推進。その視点を生かしたソートリーダーシップ活動が業界全体のイノベーションに寄与しています。

Braze代表のコメント

Braze株式会社の水谷篤尚社長は、受賞した企業へ感謝の意を表し、今後も日本企業のマーケティング活動の進化に向けた取り組みを強化していく旨を述べました。受賞企業はそれぞれの分野で専門性を発揮し、Brazeの機能を最大限に活用しています。

パートナーシップの重要性

今年の受賞者たちは、協力し合いながら顧客の成長を支援し、業界をより良くしていくためのプロジェクトに参加していることが特筆されます。このような活動が、企業のマーケティング戦略の革新やカスタマーエンゲージメントの向上に繋がるのです。

Brazeについて

Brazeは、ブランドが「Be Absolutely Engaging.」を実現するためのプラットフォームとして、マーケティング担当者に必要な機能を提供します。データの収集から施策の実行まで、あらゆるチャネルでパーソナライズされたコミュニケーションを実現します。

なおBrazeは、2024年にはアメリカでの働きがいに関するランキングでも評価されており、今後もその成長に注目が集まるでしょう。