デイサービスの新たな挑戦!
地方を含む全国の中堅・中小企業の成長を支援するソウルドアウト株式会社は、介護業界に革新をもたらすべく、株式会社レコードブックのテレビCM放送を支援しました。
テレビCMが打たれる背景
レコードブックは全国に231店舗を展開するリハビリ型デイサービスで、その約80%がフランチャイズ店舗です。しかし、地方では集客の難しさが問題視されており、多くのデイサービス施設が存在する中で、利用者からの認知度を向上させる必要がありました。特に、ケアマネジャーによる紹介が多いこの業界では、まずは関係者への認知度を高めることが重要です。
さらに、高齢者自身が持つデイサービスに対する不安を取り除くためにも、レコードブックの明るいイメージを伝えることが求められていました。そこで、テレビCMを通じて、その特長や利点を広めることが決定されたのです。
テレビCMの内容
レコードブックのCMは「デイサービスらしくない」という意外性を強調し、観る者に強い印象を与えました。利用者や家族、ケアマネジャーそれぞれの視点から制作され、参加者全員がポジティブな気持ちでデイサービスを利用できるようなメッセージが込められています。
放送は2023年12月25日から宮城県で行われ、各種動画も公開されており、視聴者の興味を引くような工夫がされています。ここでは、各バージョンのCMリンクを紹介します。
放送の結果
このテレビCMによって、レコードブックは宮城県内での認知度を大幅に向上させることに成功しました。具体的には、利用者や家族からの問い合わせが増加し、以前はほとんどなかった直接的な申し込みが見られるようになりました。また、ウェブサイトへの訪問数が平均4.5倍になったことも驚くべき成果です。
さらに、採用広報においても進展が見られ、仙台市の店舗には普段は少ない応募者が集まり、高齢化社会における人手不足の課題解決につながる可能性を秘めています。
今後の展望
レコードブックは今後もリハビリ型デイサービスの拡充を目指し、さらなる店舗展開を計画しています。地域ごとの特性に合わせた施策も行う予定で、テレビCMなど新しいアプローチを積極的に取り入れる姿勢です。
レコードブックの林岳史社長は、介護を受ける方々の不安を軽減し、ポジティブな環境づくりに力を入れ続ける意向を示しており、将来的にはより多くの高齢者が自分らしい生活を営むことができる社会の実現を目指しています。
結論
今回のテレビCM展開を通じて、レコードブックは新たな認知を得るだけでなく、利用者や家族に新しい価値を提供できることを証明しました。介護業界においても、マーケティングの力を活用することで新たな地平を切り開く可能性が大いにあることがわかります。