村上信五氏によるGIVE & MAKEアプリの概要
SUPER EIGHTのメンバーとして知られる村上信五氏が提案したWEBアプリ「GIVE & MAKE」が、公益財団法人大阪観光局と各自治体との協力による「日本の観光ショーケース」事業に採択されました。このアプリは、ユーザーがアート作品を巡ってスタンプを集めることで特典を得られる、新感覚な観光体験を提供しています。
アプリの設計には、スタートバーンが提供するStartrail APIを採用しています。これは、ブロックチェーン技術を利用したNFTアプリの開発を簡単にするソリューションで、NFTの導入を未経験者でも手軽に行えるようにしています。
「GIVE & MAKE」の特徴
「GIVE & MAKE」は、村上信五氏の思いから生まれたアプローチで、「リアルなパフォーマンスのない時間でも楽しみを創造できないか?」というコンセプトのもとに開発されました。このアプリは、旅行前後を問わず、収集したコンテンツをいつでも楽しむことができるため、参加者は充実した観光体験を持つことができます。
具体的には、性別や年齢を問わず楽しめるようにデザインされ、コレクションしたNFTはそのまま保存され、必要に応じて再度利用することも可能です。これは、観光地と地域の連携を深めるための重要な仕組みと言えるでしょう。
日本の観光ショーケースの展開
「日本の観光ショーケース」事業では、様々なテーマに基づいて日本全国の魅力を発信していくプロジェクトです。「温泉」「アート」「相撲」など、各地域の独自の文化や魅力をテーマ別に併せ、日本を観光立国として発展させることに力を入れています。また村上氏はこの事業の編集長として就任する運びとなり、プロジェクトをさらに盛り上げています。
ATAMI ART GRANT 2024 超のスタンプラリー
第一回目の事業として、静岡県熱海市で開催される「ATAMI ART GRANT 2024 超アートフェスティバル」において、スタンプラリーを現在実施中です。参加者がアートフェスティバル内で展示される4つの作品を巡ることで、特別なボイスコンテンツが得られます。このスタンプラリーは、アートフェスティバル後の12月25日まで利用可能であり、参加者は地域のアートを楽しむだけでなく、村上氏の特別コンテンツも手に入れることができます。
スタートバーンについて
スタートバーンは、アート作品に関わる新しい技術を提供する企業であり、信頼性と価値の継承を保証するためのブロックチェーン基盤「Startrail」を開発しています。
この技術により、作品の信頼性や価値が維持され、長期的にアート作品を管理することが可能となります。Startrail上のNFTは、作品に関わるさまざまな情報を記録・管理できるため、デジタルとフィジカルのアート作品の両方に適しています。
今回の「GIVE & MAKE」は、村上信五氏の個性を生かした新しい観光体験を提供しつつ、地域の本質を引き出す重要な施策となるでしょう。これからの展開が期待されます。