ウィハン弦楽四重奏団 40周年&来日20回目を祝うコンサート
2025年に迎えるウィハン弦楽四重奏団の結成40周年と、来日20回目を祝う記念ツアーが決定しました。この特別なコンサートは、10月17日(金)に旧東京音楽学校奏楽堂での開催を皮切りに、全国の5つの都市で行われます。チケットは既に好評発売中で、詳細は公式ホームページをご覧ください。
コンサート概要
コンサートの初日は東京都台東区上野公園にある旧東京音楽学校奏楽堂(これは重要文化財にも指定されています)で行われ、以降は多様な会場にて開催されます。以下は各公演の詳細です。
- - 2025年10月17日(金) 旧東京音楽学校奏楽堂 12:30開場、13:00開演、4,000円(全席自由)
- - 2025年10月18日(土) 音楽の友ホール 13:30開場、14:00開演、4,000円(全席自由)
- - 2025年10月23日(木) 豊洲シビックセンターホール 16:30開場、17:00開演、5,500円(全席自由)
- - 2025年10月26日(日) 福岡FFGホール 13:30開場、14:00開演、一般4,500円、学生3,500円(全席自由)
- - 2025年10月30日(木) 杉並公会堂 小ホール 18:30開場、19:00開演、5,000円(全席自由)
チケットはカンフェティにてご購入いただけます。公式サイトへのアクセスは以下のリンクから可能です。
ウィハン弦楽四重奏団日本ツアー2025公式サイト
ウィハン弦楽四重奏団とは?
1985年に結成されたウィハン弦楽四重奏団は、チェコを代表する弦楽四重奏団として広く知られています。その名は、ボヘミア弦楽四重奏団の創設者であるハヌシュ・ウィハンに由来しています。実際、彼らはプラハ芸術アカデミーの学生たちからスタートし、現在でもそのメンバーは驚くことに極めて安定しています。
現在のメンバーは以下の通りです。
- - レオシュ・チェピツキー(1st Violin)
- - ヤン・シュルマイスター(2nd Violin)
- - ヤクブ・チェピツキー(Viola)
- - ミハル・カニュカ(Cello)
メンバーは、結成以来、ヴァイオリン奏者二人がその座に留まり続けており、2014年と2018年の間にそれぞれ新たなメンバーが加わったものの、実質的には大きな変動はありません。この一貫性は、多くの聴衆から高く評価されています。
ニューヨーク・タイムズも、彼らが築いてきた「信頼関係によるアンサンブル」とその完成度の高さに注目しています。特に、ヴィオラを担当するヤクブ・チェピツキー氏は、ファミリーに音楽家を持つ数少ない幸運な演奏者です。また、チェロのミハル・カニュカ氏は、長年のキャリアを持ち、様々な音楽祭やコンクールでの活躍も評価されています。
期待されるパフォーマンス
今回のツアーはダブル記念イベントとしての意味合いもあり、ファンからは高い期待が寄せられています。特に、ウィハン弦楽四重奏団の活動の歴史と、顕著な成長を基にした熟達したアンサンブルが、美しい響きと共に演奏されることでしょう。
この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひウィハン弦楽四重奏団による素晴らしい音楽の世界を体験してみてください。特に彼らの20回目の来日公演としての意義を感じていただけることと思います。