自然保護憲章50周年記念シンポジウム：ネイチャーポジティブ実現に向けた社会変革を展望

1974年に制定された自然保護憲章は、国民の自然保護に関する指針として、高度経済成長期における自然破壊問題への警鐘を鳴らし、自然保護の理念と行動をまとめたものです。

2024年9月11日（水）、日本自然保護協会、自然公園財団、経団連自然保護協議会、環境省の共催で、「自然保護憲章50周年記念シンポジウムネイチャーポジティブによる社会変革」が開催されます。

シンポジウムの内容

本シンポジウムでは、自然保護憲章制定から50年を迎え、その意義と展開を振り返りながら、生物多様性の損失を防ぎ、回復させる「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた社会変革について議論を深めます。

基調講演では、京都大学名誉教授の山極壽一氏が「ネイチャーポジティブへの期待」をテーマに講演を行います。

続くパネルディスカッションでは、「自然保護憲章からつながるネイチャーポジティブへ」と題し、9名の専門家とコメンテーターが、自然保護憲章の理念を踏まえた上で、ネイチャーポジティブ実現に向けた具体的な方策や課題について活発な意見交換を行います。

参加者募集

本シンポジウムは、事前申込制で無料です。興味のある方は、下記の参加申込フォームよりお申込みください。

参加申込フォーム: [申込フォームへのリンク]

自然保護憲章について

自然保護憲章は、1960年代の高度成長期における自然破壊問題を受けて、自然保護団体や民間企業などが集まり、議論を重ねて制定されました。制定宣言式には、当時の皇太子皇太子妃両殿下がご臨席されました。

ネイチャーポジティブとは

ネイチャーポジティブとは、生物多様性の損失を止め、回復させることを目指す概念です。自然と人間社会が共に発展し、持続可能な未来を築くための重要な取り組みとして注目されています。

主催団体

公益財団法人日本自然保護協会
一財)自然公園財団
経団連自然保護協議会
環境省

詳細情報

日時: 2024年9月11日（水）13:00～16:00
場所: 星陵会館ホール（東京都千代田区永田町2-16-2）
参加費: 無料（事前申込制）

関連情報

自然保護憲章について: [自然保護憲章に関するウェブサイトへのリンク]
* ネイチャーポジティブについて: [ネイチャーポジティブに関するウェブサイトへのリンク]