LIXILが新たに高性能窓「TW」と樹脂窓「EW」を発売！快適さと環境配慮を両立した理想の住まいへ

新たな窓の選択肢：LIXILの革新

株式会社LIXIL（以下、LIXIL）は、2024年11月1日より「TW」と「EW」という新たな高性能窓を全国で発売します。特に注目されるのは、これらの窓に新たに追加される「Low-Eクリア」（高日射取得仕様）ガラスです。この革新的な製品群は、快適な住環境の提供はもちろん、環境負荷の軽減に寄与することを目的としています。

「GREEN WINDOW」プロジェクトの推進

LIXILは、昨年11月から「GREEN WINDOW」と呼ばれるプロジェクトを発表。これは、各地域の特性に最適な窓を通じて、快適な生活空間を提供しつつ、エネルギー効率を向上させる試みです。特に冬の季節においては、南向きの窓から最大限の日射を取り入れることが推奨されています。たとえば、南側の窓の面積を拡大することで、電気ストーブ約3台分の熱を確保することが可能になるとのことです。これは、日射熱を効率的に活用し、省エネルギーに繋がります。

「TW」と「EW」の特徴

高性能窓「TW」は、樹脂とアルミの複合構造を採用し、業界最高峰の断熱性能を誇ります。その具体的な数値は熱貫流率0.98（W/(㎡・K)）。加えて、スリムなフレーム設計により、ガラス面積も大きく確保。つまり、日射取得率は業界トップクラスである0.54に達します。

一方、樹脂窓「EW」は、同様に業界最高クラスの断熱性能（熱貫流率0.79）を実現。こちらでも、高日射取得が可能なガラスオプションが用意されており、寒冷地でも日射熱を最大限に活用できる設計になっています。

豊富な選択肢と環境配慮

LIXILは、トリプルガラスと複層ガラスの両方に高日射取得ガラスをラインアップに加えることで、地域の気候に応じた最適な選択肢を提供します。これにより、住む人々の快適さを高めるだけでなく、環境への配慮にも貢献します。

今後の展望

LIXILは、窓・ドアブランドTOSTEMを通じて、この「GREEN WINDOW」の取り組みを続けていくとしています。人々の生活の質を向上させるだけでなく、持続可能な社会の実現にも寄与することを目指しています。この新しい窓がどのように私たちの生活を豊かにし、エネルギー効率を高めるのか、今後の展開に注目です。

販売価格と購入方法

新しい高性能窓「TW」と樹脂窓「EW」は、トリプルガラスや複層ガラスのLow-Eクリア（高日射取得仕様）で販売されます。たとえば、「TW」のトリプルガラスは654,500円、複層ガラスは450,200円となっています。樹脂窓「EW」は、トリプルガラスが323,300円、複層ガラスが208,100円です。ここでの価格は、消費税や工事費を含まない参考価格です。

全国での販売が予定されており、インターネットでも情報を確認することができるので、興味のある方は早めにチェックしてみてください。ウェブカタログも提供されており、詳細な構造や仕様を理解する手助けとなります。